革修理ブログ

革修理ブログ

全てのブログ

2026/07/29

ソファ修理 一人掛け ソファ Sバネ交換 ウレタン交換 施工修理

ソファ修理、バッグ修理の革研究所堺店です。

 

今日は堺市在住  T様よりご依頼いただいた
★一人掛け ソファ Sバネ交換 ウレタン交換施工修理
をご紹介します!

 

 

 

目次

①BEFORE(修理施工前)

②Sバネ交換・ウレタン交換施工修理の工程

③AFTER(修理施工後)

④ソファ  内部構造のご紹介

⑤施工ご依頼・お問合せ方法・アクセス方法

 

 

 

 

①BEFORE(修理施工前)

座面が凹んでいる部分があります

Sバネが折れて、ウレタンが見えています

ウレタンも割れています

 

お客様から一人掛けソファの座面が凹んでクッション性が悪いので修理をしてほしいとお問合せ&ご依頼をいただきました。

初めて一人掛けソファを拝見した時、座面が凹んでいました。
一人掛けソファの裏側の不織布を外して内部を確認した時に、Sバネ4本の内1本が折れて、ウレタン(クッション)も割れている状態でした。

 

修理内容は、Sバネ交換&ウレタン交換です。

 

 

Sバネが折れる原因
Sバネが折れる主な原因は、金属疲労過度な負荷(体重や衝撃)、そして錆び(湿気)です。

・金属疲労座ったり立ったりを長く繰り返すことでバネに負担がたまり、寿命を迎えて折れます。
・過度な負荷ソファの上で飛び跳ねたり、1箇所に強い体重をかけたりすると、耐えきれず折れます。
・錆び(湿気)湿気が多い場所や水分が付くことで金属が錆び、もろくなって折れやすくなります。
・留め具の外れ、劣化バネを固定しているクリップやビスが外れたり、枠組みが傷んだりしてバネ自体に無理な力がかかります。

 

ソファのウレタンが割れる、ひび割れる原因
ソファのウレタンが割れたり、ひび割れたりする主な原因は、経年劣化過度な負荷紫外線水分・乾燥です。

加水分解(最大の原因)
・ウレタンが空気中の水分や汗と反応する。
・物質が徐々に分解されてボロボロになる。
・湿度が高い部屋で発生しやすい。

過度な集中荷重
・毎日同じ場所にばかり座る。
・ソファの上で子供が飛び跳ねる。
・部分的に強い圧力がかかり引き裂かれる。

紫外線(日光)による劣化
・窓際にソファを配置している。
・直射日光がウレタンに届いている。
・紫外線で素材が変質し、硬化して割れる。

日常の乾燥と熱
・暖房の風が直接当たっている。
・ホットカーペットやこたつの熱が伝わる。
・ウレタンの柔軟性が失われてひび割れる。

 

 

それでは、
一人掛け ソファ Sバネ交換 ウレタン交換施工修理をしていきます(^_^)/

完成したAFTER画像もお楽しみに!(^^)!

 

 

 

 

②Sバネ交換・ウレタン交換施工修理の工程

● まず初めにソファの底の不織布を取り外し
ソファの底に固定されている不繊布を専用の工具を使用してステープル(ホッチキスの針のようにコ型になっています)を取り外します。

● Sバネの状態を確認
不繊布を取り外したことで、Sバネの状態が確認できます。
Sバネが破損や変形していないか、Sバネを固定している金具が破損していないか確認します。
今回は、Sバネが折れていました。

● ウレタンの状態を確認
専用の工具を使用してステープル(ホッチキスの針のようにコ型になっています)をファブリック生地を取り外し、ウレタンの状態を確認します。
今回は、ウレタンが割れていました。

● Sバネ、ウレタンの取り外し
Sバネを取り外します。(Sバネは金具に引っ掛けて取付られています)
ウレタンを取り外します。(ボンドなどで取付られています)

● ソファ内面の清掃
ウレタンのカスやウレタンを取付ける箇所に付着しているウレタンカスを綺麗に取り除きます。

● 組立作業
Sバネの固定金具を取り付けて、新しいSバネを取付け。
採寸し発注したウレタンを接着剤又はボンドを使用して接着・固定します。
ファブリック生地をエアータッカーを使用し取付けて、最後に不繊維布をエアータッカーを使用し取付けて、完成です(^^)/

 

さて、どんな風に生まれ変わったでしょうか~(*^▽^*)

 

 

 

③AFTER(修理施工後)

座面が凹んでいる部分がありましたが、綺麗になりました

Sバネが折れて、ウレタンが見えていましたが、綺麗になりました

ウレタンも割れていましたが、綺麗になりました

 

いかがでしょうか!!

Sバネ交換&ウレタン交換!一人掛けソファが新しく生まれ変わりました!(^^)!

 

お渡しさせて頂いたときにすごく喜んでいただく事が出来ました~(*^-^*)

 

定期的にメンテナンス(クリーニング+保湿ケア)をしていただき末永くお使いいただけると嬉しいです(^_^)/

 

 

以上、
一人掛け ソファ Sバネ交換 ウレタン交換施工修理!
でした!(^^)!

 

 

バッグや財布、ビジネスシューズ、ジャケットなどのアパレル関係などの「レザーリペア」「スレ傷補修」「染め直し」「カラーチェンジ」はぜひ!革研究所堺店にお任せください。
バッグの持ち手交換、財布のファスナー交換、金具交換などもお気軽にお問合せくださいね~!!

ソファの「スレ傷補修」「ひび割れ補修」「リペア修理」「染め直し修理」「カラーチェンジ」「クッション交換」「バネ交換」、「革の張替え」なども承っておりますのでお気軽にご相談くださいねー(*^^*)

 

 

 

④ソファ  内部構造のご紹介

ソファの座り心地、耐久性はソファ内部のウレタンの良し悪しで決まると思っていませんか?
密度の高いウレタンを使用したソファを選ぶべきといった話を聞くことがあります。
確かにウレタンの柔らかい、硬いで座り心地や耐久性は大きく決まりますが、ウレタンのみで座り心地や耐久性が決まるわけではありません。
ソファの内部構造によっても座り心地や耐久性が変わりますので内部構造をご紹介していきたいと思います。

 

ソファの座面や背もたれのクッション部に使用される素材
使用される素材は、ウレタン、フェザー、綿(シリコンフィル含む)の3つが主に使われています。

ウレタンには「ピュアウレタン」と「チップウレタン」の2種類があります。
ピュアウレタンは不純物の入っていない純粋なウレタンを指しています。
チップウレタンはウレタンの端材を集めて接着したものという違いがあります。

ピュアウレタンとは、発泡していないウレタン樹脂の一種です。
ピュアウレタンは、使用するソファの形状に合わせて成形できるなど、使用用途が豊富で耐久性が高いのがピュアウレタンの特徴となります。
ピュアウレタンは、高級ソファによく使われている素材です。

チップウレタンとは、ウレタンフォームの端材を粉砕して接着剤で混ぜ、型に入れて蒸気で押し固めて作られたクッション材です。
圧縮されているため、通常のウレタンに比べてヘタリにくく硬度があります。チップウレタンを使用しているソファは、価格を求めやすくなりますが、チップウレタンの構造上、経年による劣化、割れや崩れの可能性もあります。
例えば「子どもが大きくなるまで」といった短いスパンの使用を想定しておく必要があります。

 

 

フェザーとは皆さんご存じかと思いますが、羽毛のことです。
フェザーでも「スモールフェザー」「ラージフェザー」という違いがあります。

スモールフェザーは、フェザーの中でもサイズの小さいもの(6.5cm以下)をスモールフェザーと呼びます。
スモールフェザーは羽根の芯となる部分が細いので、しなやかで柔らかく芯が折れにくいため、繊細な柔らかさと高い復元力を併せ持ち、耐久性が高いのが特長となっています。

ラージフェザーは、翼の部分に生えている羽軸を持った大きな羽根のことをラージフェザーと呼びます。
ラージフェザーは座面の革を突き破ってしまう可能性もあるため、そう多くは使用されていません。

 

綿素材は、アオイ科ワタ属の植物であるワタの種子毛(しゅしもう)から作られる天然繊維やその繊維から作られた糸や布のことを指しています。また、コットンとも呼ばれています。
綿素材をシリコンフィルと言う素材を採用していることが多く、端的に言えば劣化が起こりにくい綿材です。
通常の綿と比較しても圧倒的に型崩れやヘタリが出ることが無く、安価なためここ数年で採用しているメーカーが多くなりました。

シリコンフィルとは、ポリエステル繊維にシリコン加工を施した化学繊維で、シリコンフィル綿とも呼ばれています。
羽毛のような柔らかさと弾力性があり、耐久性や復元力に優れているため、クッション材としてソファや寝装具などに多く使用されている素材です。

 

ソファの内部構造は、クッション性を持たせて作られているものがほとんどですが、ソファには、ウレタン以外にもクッション性のものが使われています。
ソファ本体の座面部分に使用されているスプリングには、コイルスプリングポケットコイルSバネウェービングテープ/ウェビングベルト(布バネ)ポケットコイルの4種類があります。

コイルスプリング
コイルスプリングは、弾力性にとんだらせん状のスプリングをフレームの上に並べて、それぞれを鉄線で連結させたものです。
面でしっかりと身体を受け止めるので、底づき感を感じさせないクッション性が得られます。
コイルが鉄線で連結されている為、どこに座っても同じ座り心地になるのが特徴です。
コイルが連結されることによって、バネへの負担が一点に集中することがなく、全体に分散されます。
その為、木枠への局所負担も軽減され、バネ自体も耐久性が高いと言えます。
クッション性を出す為に、一定のコイルの長さが必要となる為、座面にボリュームのあるデザインになりやすいです。

 

Sバネ
S字状のバネ(鋼線)を波上に加工したコイルとなります。
多くのソファで使われている構造のSバネ(コイル)になります。
バネの構造上反発力を出しにくく、ポケットコイルやコイルスプリングに比べると弾力性はやや劣るものがあります。
メーカーによっては、座面をへたりにくくするために、真っ直ぐにバネを製造するのではなく、山なりに膨らんだように山型に張っているSバネもあります。
山形にすることで弾力性も変わり、座面中央は弾力性が強くなります。
逆に端の方は中央と比べ硬く感じることがあります。
コイルの特性上厚みが少ないため、座面の薄いソファなどに良く用いられています。また、座面を薄くでき軽量化しやすい構造なので、デザインの幅が大きく広がります。

 

ウェービングテープ/ウェビングベルト(布バネ)
ウェービングテープ/ウェビングベルトは、金属ではなく布製のクッション材です。
糸に巻いた細いゴムを編んだもので、交互に貼り付けることでテープ、ベルトがスプリングの役割を果たします。
コイルスプリングやSバネと異なり金属を使用しないため、軽い・音がしない・かさばらない・安価であるなどの利点があります。ただ、ウェービングテープ/ウェビングベルトといっても、素材も様々あります。
素材によっては、耐久性も他のスプリングより強く、高級ソファに使われるようなものもあります。
一概にウェービングテープ/ウェビングベルトは質が悪いという訳ではないのです。

 

ポケットコイル
ポケットコイルは、コイルスプリングがひとつひとつ袋に入っていて、荷重が加わると、そのひとつひとつのスプリングが独立して荷重を支えています。
比較的ウェービングテープ/ウェビングベルトやSバネよりも柔らかな弾力性を得ることが出来ます。
最近ではベットマットレスなどにも多く使われるコイルとなります。
コイルが独立しているため、人の体形や座り方に合わせて「点」で支えているので、弾力性が良く体にフィットした座り心地を実感できます。

他にも、種類はありますが、今回は主に使われる4種類に絞ってご紹介しました。

 

どのスプリングを選ぶべきか、シチュエーションをご紹介します。

リビングダイニングの場合
リビングダイニングで食事をしたり、ゆったりとくつろぐことを考えると、長時間座っていても苦痛にならない座り心地が求められます。
やわらかすぎると沈み込んでしまい姿勢が悪くなるので、食事には不向きとなります。
おすすめは固すぎず、やわらかすぎず、バランスの取れたSバネとウェービングテープ/ウェービングベルトがおすすめとなります。

座り心地で選ぶ場合
人それぞれの好みも様々かと思いますが、ふんわり感のあるやわらかな座り心地のソファと硬めでしっかりとした座り心地のソファにおすすめのスプリングを紹介していきます。

ふんわりが好み
ふんわりとしたやさしい座り心地が好みの方におすすめのスプリングは、ポケットコイルのスプリングがおすすめです。

硬めが好み
硬めの座り心地が好みの方におすすめのスプリングはSバネです。
素材に高密度ウレタンなどが組み合わせてあると、よりしっかりとした座り心地が得られます。

ペットやお子様がいる場合
ペットは傷や汚れ、お子様は飛び跳ねたりと、色々と気になることも多いですよね。
スプリングとしては、やわらかすぎる座面は身体に負担がかかったり、飛び跳ねたときに危ないので、どちらにとっても避けた方がよいとおまわれます。
ポケットコイルとウレタンの組み合わせなど、高さのないロータイプのソファで適度な硬さを得られる座面がおすすめとなります。

 

ここまでソファの内部構造についてご紹介させていただきました。私たちの身近には色々な製品があります。
今後もソファの構造などについての歴史などをご紹介したいと思っております。

 

お手入れをすれば長く使えますので、革製品での補修や染め直し(リカラー)、カラーチェンジなどがありましたらお気軽に革研究所堺店にお問合せください。

 

 

 

 

⑤施工ご依頼・お問合せ方法・アクセス方法

革研究所  堺店
住所:〒593-8302 大阪府堺市西区北条町2-23-16
電話番号: 072-200-3500
E-mail:  support@sakai-kawaken.com
URL:  https://sakai-kawaken.com

↓お問合せはこちらのQRコードから↓

左下のキーボードボタンを押していただいて、お問合せ内容をメッセージください!(^^)!

 

営業時間:10:00~18:00

定休日:日曜日、祝日
(土曜日・月曜日は不定休でお休みすることがあるため、カレンダーをご確認ください)

※外出・出張していることもありますので、ご来店の際は、事前にご予約いただくか、お電話でご確認をいただくと確実です。

 

出張可能エリア

堺市堺区、堺市北区、堺市中区、堺市西区、堺市東区、堺市南区、堺市美原区、松原市、藤井寺市、羽曳野市、泉大津市、大阪狭山市、河内長野市、大阪府南部(泉佐野市、富田林市他)

 

公共交通機関でのご来店

  JR阪和線 上野芝駅より南へ徒歩約20分

 

お車でのご来店

大阪市内、中百舌鳥方面からのご来店
大阪市内、中百舌鳥からときはま線を南へ  ⇒  泉北1号線の北条町1丁を直進  (スシロー、KFC、焼肉特急がある交差点)⇒  北条町北の交差点を左折 (びっくりドンキー、コスモ石油がある交差点) ⇒  北条町の交差点を右折  ⇒  約100直進

阪神高速湾岸線 出島出口より約15分
臨海石津町、石津北の交差点を曲がり、泉北1号線を南へ約4km  ⇒  泉北1号線の北条町1丁を右折  (スシロー、KFC、焼肉特急がある交差点)⇒  北条町北の交差点を左折 (びっくりドンキー、コスモ石油がある交差点) ⇒  北条町の交差点を右折  ⇒  約100直進

阪和道 堺インターより約15分
堺インター出口を右折⇒泉北2号線を北へ約4km⇒泉北2号線の津久野町1丁の交差点を右折(堺市総合医療センターがある交差点)⇒北条町北の交差点を右折 (びっくりドンキー、コスモ石油がある交差点) ⇒  北条町の交差点を右折  ⇒  約100直進

アーカイブ
カテゴリー

革修理対応製品

革修理対応製品

革鞄・バック

革鞄・バック

革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。

財布・小物

財布・小物

革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。

革靴・ブーツ

革靴・ブーツ

男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。

革衣類

革衣類

革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。

ソファー・椅子

ソファー・椅子

革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。

自動車内装

自動車内装

自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

店舗情報

革研究所 堺店

代表者 藤林 薫
所在地 〒593-8302 大阪府堺市西区北条町2-23-16
TEL 072-200-3500

対応エリア
大阪府 堺市全域・堺市近隣エリア

当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

PAGE TOP

LINE登録