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革修理ブログ
2026/07/23
バッグ修理 il micio(イルミーチョ) トートバッグ コバ再生 施工修理
ソファ修理、バッグ修理の革研究所堺店です。
今日は堺市在住 H様よりご依頼いただいた
★il micio(イルミーチョ) トートバッグ コバ再生 施工修理★
をご紹介します!
il micio(イルミーチョ) トートバッグ
il micio(イルミーチョ)とは、靴職人の深谷 秀隆氏が1999年にイタリア フィレンツェで立ち上げた革製品のブランドです。
il micio(イルミーチョ)ブランド名の由来:il micio(イルミーチョ)はイタリア語で「子猫」を意味しています。
深谷 秀隆氏が猫をこよなく愛していることから名付けられました。
※イタリア語で子猫はgattino(ガッティーノ)と言いますが、さらに小さく愛らしいニュアンスを込める場合は「micino(ミチノ)」という表現もネイティブによく使われます
il micio(イルミーチョ)ブランドコンセプト:気高く誰にも媚びず、自由な精神で自らの靴づくりを追求したいという強い想いが込められています。
トートバッグとは、開口部が広く、持ち手が2つあるシンプルな手提げカバンのことです。
物を「運ぶ(carry)」という意味のアメリカの俗語「トート(tote)」が語源で、元々はアウトドア用として誕生しました
目次


持ち手のコバが剥がれています

反対側も持ち手のコバが剥がれています

お客様からil micio(イルミーチョ)トートバッグの持ち手の角が剥がれてきているので修理をお願いしたいとお問合せをいただきました。
初めてバッグを拝見した時、il micio(イルミーチョ)トートバッグの持ち手のコバの剥がれている状態でした。
他にスレ傷や革の破れや革の捲れもない状態でした。
修理内容は、コバ再生施工修理です。
バッグ持ち手のコバの劣化や剥がれの原因
持ち手のコバ(革の裁断面)が手汗や皮脂によるコーティングの劣化、日常的な摩擦や荷物の重みによる負荷、そして経年劣化、手指のアルコール消毒液が付着したまま触れることなどが複合して引き起こされます。
コバの劣化や剥がれの原因
◦ 手汗・皮脂(油分)の付着:バッグの持ち手は最も手で触れる部分であり、手汗や皮脂に含まれる油分が、コバの樹脂(顔料)を少しずつ溶かします。油分が染み込むとコバ剤の定着が弱まり、剥がれの原因になります
◦ 摩擦や負荷:バッグを持ったり腕に掛けたりする際の摩擦や荷物の重みによる引っ張り、曲げ伸ばしが繰り返されることで、コバの塗料に負担がかかり、塗料の密着性が低下します。
◦ 乾燥と劣化:革が乾燥して油分が失われると、伸縮性が低下します。そのまま持ち手を折り曲げたり力を加えたりすることで、塗料(コバ剤)が耐えきれずに割れてしまいます。
◦ 紫外線や湿気(熱):直射日光による紫外線や、高温多湿の環境(日本の夏など)は、樹脂の劣化を急激に促進させます。
◦ アルコール消毒液:手指の消毒用アルコールがついた手で持ち手を握ると、コーティングが急激に傷み、溶けや剥がれに繋がります。
それでは、
il micio(イルミーチョ) トートバッグ コバ再生施工修理をしていきます(^_^)/
完成したAFTER画像もお楽しみに!(^^)!
●コバを除去&クリーニング
布に洗浄用溶剤を付けて、トートバッグの持ち手のコバをクリーニングおよび現在も残っているコバをキレイに除去します。
●コバ再生施工修理!
トートバッグの持ち手のコバのテラコッタカラーをつくり、コバの補修剤と撹拌し補修剤をつくります!
筆や爪楊枝を使い持ち手とトートバッグの持ち手の縁のコバに丁寧に塗布していきます。
塗布・乾燥・表面の磨きを複数回同じ作業を繰り返して、なめらかに整えます。
●乾燥
しっかり乾燥して、完成です!(^^)!
さて、どんな風に生まれ変わったでしょうか~(*^▽^*)


持ち手のコバが剥がれていましたが、綺麗になりました

反対側も持ち手のコバが剥がれていましたが、綺麗になりました

いかがでしょうか?
スレ傷補修&染め直し修理&コバ再生施工!il micio(イルミーチョ) トートバッグの持ち手のコバが綺麗に生まれ変わりました!(^^)!
お渡しさせていただいた時、すごく喜んでいただくことができましたー(^_^)/
定期的にメンテナンス(クリーニング+保湿ケア)をしていただき、ビジネスバッグを長くお使いいただけたら嬉しいです。
以上、
il micio(イルミーチョ) トートバッグ コバ再生 施工修理
でした!(^^)!
革研究所堺店は、染め直し修理以外にもバッグのクリーニング施工(クリーニング+保湿ケア)もさせていただいてま~す!
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