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2025/10/26

財布修理 ボッテガヴェネタ イントレチャート ジップアラウンドウォレット スライダー交換 施工修理

こんにちは! 財布修理、革小物修理の革研究所堺店、藤林です。

 

今日は大阪狭山市在住  O様よりご依頼いただいた
★ボッテガヴェネタ イントレチャート ジップアラウンドウォレット スライダー交換 施工修理
をご紹介します!

 

 

 

目次

①BEFORE(修理施工前)

②スライダー交換施工修理の工程

③AFTER(修理施工後)

④財布 歴史のご紹介

⑤施工ご依頼・お問合せ方法・アクセス方法

 

 

 

 

①BEFORE(修理施工前)

 

ファスナーのスライダーが壊れています

 

お客様からファスナーのスライダーが壊れてファスナーの引き手が取れたので修理をしてほしいとお問合せおよびご依頼をいただきました。

 

 

それでは、
ボッテガヴェネタ イントレチャート ジップアラウンドウォレット スライダー交換 施工修理をしていきます(^_^)/

完成したAFTER画像もお楽しみに!(^^)!

 

 

 

 

②スライダー交換施工修理の工程

●スライダーの取り外し
まずは、財布の中に入っているファスナーを引き出します。
引き出したファスナーから壊れたスライダーを取り外します。

●スライダーの取付
新しいスライダーをファスナーに取付け。
元々財布に付いていたクロムハーツの引き手(再利用)を取付けて、完成です!(^^)!

 

 

 

 

③AFTER(修理施工後)

 

いかがでしょうか?

スライダー交換!ボッテガヴェネタ イントレチャート ジップアラウンドウォレットのファスナーが閉めれるようになりました!(^^)!

 

定期的にメンテナンス(クリーニング+保湿ケア)をしていただき、末永くお使いいただけると嬉しい限りです(^_^)/

 

 

以上、
ボッテガヴェネタ イントレチャート ジップアラウンドウォレット スライダー交換 施工修理!
でした!(^^)!

 

 

革研究所堺店は、スライダー交換以外にも財布の染め直し施工の修理やカラーチェンジ、クリーニング施工(クリーニング+保湿ケア)もさせていただいてま~す(^_^)/

 

財布やバッグ、ビジネスシューズ、ジャケットなどのアパレル関係などの「レザーリペア」「スレ傷補修」「染め直し」「カラーチェンジ」はぜひ!革研究所堺店にお任せください。
バッグの持ち手交換、財布のファスナー交換、金具交換などもお気軽にお問合せくださいね~!!

ソファの「スレ傷補修」「ひび割れ補修」「リペア修理」「染め直し修理」「カラーチェンジ」「クッション交換」「バネ交換」、「革の張替え」なども承っておりますのでお気軽にご相談くださいねー(*^^*)

 

 

 

 

④財布 歴史のご紹介

世界における財布の始まりは、硬貨の歴史から始まります。
色々と諸説がありますが、通貨を入れる財布としての記録では、財布の歴史は紀元前までさかのぼります、紀元前670年頃のアナトリア半島(現在のトルコ付近)を中心に栄えた国家であるリュディアが、世界最古の硬貨(エレクトロン貨)が発行されました。
人々はその硬貨を革製の袋に入れて使っていたと言われています。

古代ローマでは、皮を縫い合わせて作った小さな袋「サーキュラ」を使用して貨幣を携帯していました。
これらの財布はベルトにつけられ、外出時に金銭を安全に携帯するための手段として役立っていたといわれています。また、中国では絹や布で作られた「布袋」が使われていました。布袋は財布の役割だけではなく、様々な貴重品を入れるのに用いられていました。

古代の財布は、現代の財布に比べるとシンプルでしたが、当時の人々の生活においては無くてはならない存在でした。
中世ヨーロッパでは、財布はさらに多様化し、機能性と美学が高まりました。
皮を革へと変化させる「鞣し(なめし)」の技術が発展したことにより、革製の素材が主流になり、加工技術も発展したことで複雑な装飾が施されるようになりました。
貴族や商人たちは、身分の象徴として豪華な財布を持つことが一般的でした。

 

17世紀には、金属製のフレームが組み込まれ、開閉が容易な「がま口財布」などの原型とも言える財布ができていたと言われています。
産業革命を経て、ミシンなどの縫製機械の進化するにつれ、革製品の大量生産が可能となり、より一般の人々にも広く普及されるようになりました。

ケースの素材自体は、貨幣時代と変わらず牛革や馬革が主流でしたが、形については紙幣をそのまま折らずに入れられるタイプ(長財布)の原型もこの時代にできたと言われています。
そして、世界で流通経済がさらに発展すると、貨幣(紙幣や硬貨)中心の経済になり、大切なお金を持ち歩く財布は、人々にとって欠かせないものとなりました。用途に合わせたものや縁起を担いだものや財布のデザインも多様化していきました。

 

 

日本の財布の歴史

平安時代までは物々交換が経済の主流でした。
平安末期になると平家を始めとする時代の権力者たちが中国等の諸外国と貿易を始めたことで、渡来銭(硬貨)が日本国内でも使われるようになりました。

室町時代になると渡来銭だけでは不足したことで、日本国内でも硬貨が鋳造されるようになります。
この頃の硬貨は、真ん中に穴が空いており、人々はその穴に紐を通して束ねて持ち歩いていました。

江戸時代初期までは、硬貨を紐で銭を束ねていた人が多かったのですが、治安が安定すると飲食店などのお店も増えたことで、頻繁に硬貨の出し入れすることが増えました。
硬貨の出し入れすることが増え紐で束ねるスタイルは不便なため、一度硬貨を出し入れできる「巾着(きんちゃく)」へと変わっていきました。

 

江戸時代中期には、幕藩体制が確立すると、自領内で流通する貨幣として各藩は「藩札(紙幣)」を発行しました。
紙幣を収納できる布製の財布、いわゆる「紙入れ」が作られました。
この紙入れは、元来の「懐紙入れ」(懐紙という、現代でいうメモ用紙、ハンカチ、ちり紙などの用途で使われていた和紙を入れるもの)をベースに作られたと言われています。
お洒落にうるさい江戸っ子を中心に、紙入れ用のお洒落な留め金の細工なども出はじめ、デザイン性も豊かになりました。
また、小判を持ち歩くためのマチがある横長の三つ折りの財布なども、この頃に誕生しました。

 

明治時代には、欧米文化の影響を受け始めると財布のデザインも大きく変化しました。
その代表が「がま口」です。
今では和財布の代表とも言われるがま口ですが、明治初期に、ヨーロッパの貴婦人たちが舞踏会などに携えていたバッグなどの金具からヒントを得たもので明治時代には日本で大流行しました。
「がま口」の名前の由来は、一説にはガマガエルの大きく開く口に似ているからと言われています。ガマガエルは金運を呼ぶといわれることから日本人には親しまれてきました。

 

近年では、クレジットカードの普及や服装の多様化により、個々の好みや用途に応じた財布へと進化しています。
例えば、デザインや形においては、ポケットに収まるミニサイズの財布や複数のカードを収納できる二つ折りの財布など、素材や機能においては、クロコダイルなどの革製品やナイロン製のもの、ファスナーやマジックテープを使ったものなど多種多様にあります。

このような財布の進化の一因には、ファッションブランドの台頭が挙げられます。
世界的なブランドの財布の一例を挙げると、「LV」のモノグラムが有名で、耐久性に優れた素材を使用し、落ち着いた色合いで、服装やシーンを選ばないルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)の財布。


「柔らかく肌触りが良く、持つ者の体にフィットする感覚を与えてくれる」と言われる上質な革を使った財布が特徴で、デザインはシンプルでシックなものが多く男性に人気がある、スペイン王室の御用達のブランドのロエベ(Loewe)

 

素材に特徴があり、皮の型押しの模様がキャビアに似ている理由から名付けられた「キャビアスキン」という人気ラインのシャネル(Chanel)の財布。


高級馬具を扱っていたことから、最高級の革皮使用し、その技術の高さで有名なエルメス(Hermès)の中でも、定番の財布として愛され続けている「ベアン(bearn)」。


野球のグラブのように丈夫でしなやかな美しいレザーを再現した「グラブタンレザー 」や「シグネチャー・コレクション」で人気の財布を輩出しているコーチ(Coach)


ダブルGのモノグラムのデザインで、男女・年齢を問わず世界中で愛されるグッチ(Gucci)の財布。

 

また逆に、多くのデザインに、さり気なくロゴが施されているカルティエ(Cartier)の財布。
などのラインナップがあります。

 

日本のブランドでは、
ポーター(PORTER)コム・デ・ギャルソン(COMME des GARÇONS)サマンサタバサ(Samantha Thavasa)などの財布のラインナップが人気をがあります。

 

 

財布の種類

長財布
長財布はその名の通り、縦長の形状が特徴です。
カード、紙幣、小銭などがきれいに整理され、一目で見て取り出しやすいことデザインです。
多くのモデルでは紙幣を折り曲げずに収納できるため、ビジネスシーンでの使用に適しています。
レザー製のものが多く、エレガントな外見はフォーマルな場でも好まれています。

 

2つ折り財布
コンパクトさが求められる場面で便利なのが、2つ折り財布です。
小さめのバッグやジーンズやパンツなどの後ろポケットにも収まりやすく、必要最低限のカードや現金を持ち歩くのに適しています。
開閉がシンプルで使いやすく、若者から高齢者まで幅広い年齢層に支持されています。

 

3つ折り財布
さらにコンパクトを追求したのが3つ折り財布です。
多機能性を小さな体に備えたアイテムとなっています。
折りたたむことで、2つ折り財布よりも小さくできポケットや小さなハンドバッグにも収まります。
多くの収納スペースを持ちながら、そのサイズ感から女性に特に人気が高いデザインです。
近年では「お札が折れない」仕様の3つ折り財布が人気を博しています。
キャッシュレス時代を象徴する財布デザインが多く展開されています。

 

ミニ財布・コンパクト財布
ミニマリストに愛されるミニ財布やコンパクト財布は日常生活で必要最低限のものだけを持ちたい人々に最適な財布です。
カード数枚と少量の現金を収納可能で、重さやかさばりを極力減らしたい旅行者やアクティブなスポーツマンにも好評です。

 

札入れ
札入れは、紙幣と少数のカードを専用に持ち運ぶための非常にシンプルな財布となっています。
スリムで軽量ながら、必要十分な機能を備えており、シンプルながら洗練されたデザインが多く、スタイルを重視する人々に選ばれています。

 

マネークリップ
最もミニマルな選択肢としてのマネークリップとなります。
クリップ金具によって紙幣を挟み込むだけのシンプルな構造のアイテムです。
カードケースと組み合わせて使うことも多く、ビジネスマンの間では、ポケットを膨らませたくない時に選ばれることが多いです。

 

 

ここまで財布の歴史についてご紹介させていただきました。
私たちの身近には色々な製品があります。
今後もブランドなどについての歴史などをご紹介したいと思っております。

 

お手入れをすれば長く使えますので、革製品での補修や染め直し(リカラー)、カラーチェンジなどお困りごとがありましたらお気軽に革研究所堺店にお問合せください。

 

 

 

 

⑤施工ご依頼・お問合せ方法・アクセス方法
 

革研究所  堺店
住所:〒593-8302 大阪府堺市西区北条町2-23-16
電話番号: 072-200-3500
E-mail:  support@sakai-kawaken.com
URL:  https://sakai-kawaken.com

↓お問合せはこちらのQRコードから↓

左下のキーボードボタンを押していただいて、お問合せ内容をメッセージください!(^^)!

 

営業時間:10:00~18:00

定休日:日曜日、祝日
(土曜日・月曜日は不定休でお休みすることがあるため、カレンダーをご確認ください)

※外出・出張していることもありますので、
ご来店の際は、事前にご予約いただくか、お電話でご確認をいただくと確実です。

 

出張可能エリア

堺市堺区、堺市北区、堺市中区、堺市西区、堺市東区、堺市南区、堺市美原区、松原市、藤井寺市、羽曳野市、泉大津市、大阪狭山市、河内長野市、大阪府南部(泉佐野市、富田林市他)

 

公共交通機関でのご来店

  JR阪和線 上野芝駅より徒歩17分

 

お車でのご来店

阪神高速湾岸線 出島出口より約15分
臨海石津町、石津北の交差点を曲がり、泉北1号線を南へ約4km  ⇒  泉北1号線の北条町1丁を右折  (スシロー、KFC、焼肉特急がある交差点)⇒  北条町北の交差点を左折 (びっくりドンキー、コスモ石油がある交差点) ⇒  北条町の交差点を右折  ⇒  約100直進

阪和道 堺インターより約15分
堺インター出口を右折⇒泉北2号線を北へ約4km⇒泉北2号線の津久野町1丁の交差点を右折(堺市総合医療センターがある交差点)⇒北条町北の交差点を右折 (びっくりドンキー、コスモ石油がある交差点) ⇒  北条町の交差点を右折  ⇒  約100直進

革修理対応製品

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革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。

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店舗情報

革研究所 堺店

代表者 藤林 薫
所在地 〒593-8302 大阪府堺市西区北条町2-23-16
TEL 072-200-3500

対応エリア
大阪府 堺市全域・堺市近隣エリア

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