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革修理ブログ
2025/09/18
財布修理 PRADA サフィアーノレザー 長財布 染め直し 修理施工
こんにちは! 財布修理、革小物修理の革研究所堺店、藤林です。
今日は堺市在住 T様よりご依頼いただいた
★PRADA サフィアーノレザー 長財布 染め直し修理★
をご紹介します!
PRADA サフィアーノレザー
サフィアーノレザーとは、牛革の表面に細かい筋模様の型押しを施し、ワックス加工を加えて作られた革素材となります。
細かい型押しとワックス加工により、傷や汚れが目立ちにくく、撥水性に優れた丈夫な素材です。
目次
財布が色褪せている部分があります
スレ傷があります
財布を初めて拝見した時、綺麗にお使いになられているなーっと思いました。
財布をお使いになられていて財布の色褪せてきたので染め直し修理のご依頼をいただきました。
今回は、財布の外側をスレ傷補修と染め直し修理、財布の内側はクリーニング施工で修理していきます(^_^)/
財布やバッグなど、側面や角はどれだけ丁寧に使っていても、使用する過程や衣服などで擦れてスレ傷になってしまうことがとても多いです。
角の部分の革が完全に擦り切れてしまう前なら、修理をすることで風合いも色味も復活させることができますよ!(^^)!
また、スレ傷をそのままの状態で使用していると、革の劣化が進み革がひび割れてくる場合があります(>_<)
お早めに修理をしてあげると劣化の進行を止めれます!!
また、人の肌は乾燥するとカサカサになりますが、革製品も同じように革がカサカサの状態になります。
さらにカサカサ状態から劣化が進むと革がひび割れてきます(>_<)
定期的にメンテナンス(クリーニング+保湿ケア)をしてあげるとより長くお使いいただく事ができますよー(^_^)/
それでは、
PRADA サフィアーノレザー 長財布 染め直し修理をしていきます(^_^)/
完成したAFTER画像もお楽しみに!(^^)!
●クリーニング
財布の外側と内側全体を布にレザークリーナーを付けてやさしく丁寧に拭いて汚れを落とします。
●革表面を研磨
スポンジ研磨剤を使い、スレ傷部分の革の表面をやさしく撫でるように(車にワックスをかけるようにやさしく円を描くような感じ)研磨をして平滑にします。
●脱脂
布にアルコール系の洗浄剤を付けて財布の外側をやさしく丁寧に拭いてクリーニングで取り切れなかった汚れや表面の油分を除去します。
●細かいスレ傷補修
数種類ある補修剤の中からスレ傷の程度や傷の深さによって補修剤を選定し革のスレ傷を補修します。補修剤の塗布・表面の磨きを繰り返して、スレ傷をなめらかに整えます。
●いよいよ染め直しです!
元のお色の黒色をつくり、明るさなど、トーンを微調整して整えます(^_^)/ さらにツヤ感を調整し、スプレーガンで財布にムラなく均一に塗布していきます。
●乾燥&仕上げ
しっかり乾燥したあと、最後の仕上げに、財布全体に保湿のオイルを塗って、完成です!(^^)!
さて、どんな風に生まれ変わったでしょうか~(*^▽^*)
スレ傷がなくなり綺麗になりました
いかがでしょうか?
染め直し修理!PRADA サフィアーノレザー 長財布が綺麗に生まれ変わりました!(^^)!
お渡しさせていただいた時、喜んでいただくことができましたー(^_^)/
定期的にメンテナンス(クリーニング+保湿ケア)をしていただき、財布を長くお使いいただけたら嬉しいです。
以上、
PRADA サフィアーノレザー 長財布 染め直し修理
でした!(^^)!
革研究所堺店は、染め直し修理以外にもバッグのクリーニング施工(クリーニング+保湿ケア)もさせていただいてま~す!
財布やバッグ、ビジネスシューズ、ジャケットなどのアパレル関係などの「レザーリペア」「スレ傷補修」「染め直し」「カラーチェンジ」はぜひ!革研究所堺店にお任せください。
財布やバッグなどのファスナー交換、ファスナーのスライダー交換やバッグの持ち手・ショルダー交換 、「光沢感やマット感が気になる!」、「色味をマットにしたい」などもお気軽にお問合せくださいね~!!
ソファの「スレ傷補修」「ひび割れ補修」「リペア修理」「染め直し修理」「カラーチェンジ」「クッション交換」「バネ交換」、「革の張替え」なども承っておりますのでお気軽にご相談くださいねー(*^^*)
皆さんご存じのイタリアを代表するブランド「PRADA(プラダ)」。
イタリア王室の御用達としても知られ世界的に人気の高いブランドで、デザインがおしゃれなだけではなく、実用的なプラダは年代問わずに愛用されています。
バッグ以外にもサイフやパスケースなどの皮革商品をはじめ、服、宝飾品、時計、香水などを幅広く手がけています。
そんな「PRADA(プラダ)」の歴史を紹介していきます。
プラダは1913年に創業しました。
創業者は、マリオ・プラダとマルティーノ・プラダがイタリア ミラノの中心にあるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリアというアーケードに皮革製品店「フラテッリ・プラダ(Fratelli Prada)」を開業しました。
プラダ兄弟は、ありきたりな革製品だけではお客様がついてこないと考え、世界中から珍しい素材や質の高い皮を集め、鞄、トランク、手袋などの日用的使う革製品を製作しました。
丁寧な作業と革の珍しさから、多くの人に話題となり、1919年にはイタリア王室から御用達になるほどの知名度を得て、プラダは高級ブランドとしての地位を確立しました。
最高級の革を使用し、高い技術によって作られたプラダのアイテムはイタリア王室の御用達として、上流階級の間で瞬く間に話題となりました。
プラダは順調に事業を拡大しミラノの中心部から少し離れたマンゾーニ通りに2号店をオープンしました。
しかし、第二次世界大戦が勃発すると、戦争による経済の混乱と物資の不足で素材の調達や販売が困難になりました。
プラダの製品の多くは高級革を使用した物でしたが、この革製品は”禁輸措置”(特定の国との取引を禁じる事)になってしまった事が物資不足の原因です。
そこでプラダは、革に比べて調達が容易で、耐久性のあるナイロンやポリエステルなどの合成素材を使った製品へシフトしました。
第二次世界大戦後、プラダのブランドイメージは一時的に低下しました。
一部でプラダがファシスト政権に協力したという噂が広まったためですが、ファシスト政権に協力したことはあくまで噂であり、真偽は定かではありません。
1958年に創業者であるマリオ・プラダが死去しました。
その後マリオの娘ルイーズがプラダを引き継ぐことになったのですが、ルイーズは経営もデザイナーも初めての試みであった為、時代の流れについていけずプラダの人気は止まります。
その後、人気を復活させたのは創業者であるマリオの孫娘 ミウッチャ・プラダです。
ミウッチャ・プラダは、オーナー兼デザイナーに就任すると、プラダの持っていた品質の高さと斬新なデザインによって人気復活のきっかけとなりました。
ミウッチャ・プラダは、1949年にミラノで生まれで、政治学を学んだ後、ミラノ大学で学生運動に参加し、フェミニズムや社会主義に傾倒しました。
彼女は、ファッションに興味がなかったと言われていますが、1978年に父親からプラダの経営を引き継ぎました。
その当時、プラダは古臭くて時代遅れのブランドとして知られており、苦しい経営でした。
ミウッチャは、1977年にパトリツィオ・ベルテッリと出会い、結婚しました。
パトリツィオ・ベルテッリは、革製品の製造業を営む家庭に育ち、若くして自分の会社を立ち上げ、ビジネスセンスに優れていました。
パトリツィオ・ベルテッリは、ミウッチャの才能を見抜きプラダの経営に携わりました。
彼は、プラダの製品の品質や流通、マーケティングなどを担当し、ミウッチャの創造性を支え、プラダの再生に取り組みました。
具体的には、商品を製造するすべての工程を直接管理、生産にあたっては厳しい基準を設けることで、より優れた製品だけを販売することを可能としました。
商品の品質を高く保てるようになったことで、プラダのブランドとしての価値もさらに高いものとなりました。
1978年に発表されたのが、新素材としてポコノを導入したナイロンバッグです。
ポコノは、工業用に特化された素材で、テントやパラシュートといったミリタリー用品を作るために使われていました。
軽く薄いのに傷や汚れに強い丈夫な素材で、さらに非常に軽量&撥水性も高い高機能素材です。
革製品でその名声を受けてきたプラダでしたが、このポコノを採用したことによって様々な意見が出ました。
一流ブランドとして工業素材を使用したアイテムは相応しいのか?素材に対する社内の猛反対や疑問視も多くありました。
しかし、傷や汚れに強く軽量なバッグは合理的志向を持つ現代の女性にぴったりでした。
ミウッチャは、半ば押し切るように発売したポコノは今までの伝統を大切にしてきたプラダの殻を破るきっかけとなったのです。
このポコノを使用したバッグはシンプルながら流行によって左右されることがないと話題を呼びました。
ポコノのナイロン素材は、シルクのような美しい光沢とシワが寄ることのない美しいデザインです。
そして目立つのはPRADAの逆三角のブランドマークのプレート。
現在でも、プラダの様々なアイテムにデザインされています。
シンプルながら、プラダの印象を与えることができるアイテムは大ヒットに繋がりました。
ポコノに使用されているロゴプレートは、三角形を逆さまにした形で、「止まることのない」「常識を変えていく」というメッセージが込められています。
1988年にレディースウェアを発表しました。
彼女は、シンプルで洗練されたデザインや素材の選択、色彩の使い方などファッション界に革新をもたらしました。
1993年には、ミウッチャ・プラダとパトリッツィオ・ベルテッリがプラダ財団を設立しました。
プラダ財団は国際的な機関や博物館、美術館などとやり取りを行い世界のあらゆる文化を分析して、時代の流れに変化する文化を取り入れることで、新しい製品のデザインにも生かしています。
また、プラダが興味を持った現代アーティストとのコラボレーションを行うこともあり、コラボ商品の販売やコラボイベントの開催なども行っています。
同年にベルテッリの提案によってプラダ初のメンズラインが設立されました。
メンズのアイテムとしては、プレタポルテとシューズがデザインされ、初のメンズのファッションショーがミラノで開催されることになりました。
メンズラインもそのセンスの良さから、高い人気を集めました。
現在ではメンズラインも拡大されており、プレタポルテやシューズ以外にもさまざまなメンズアイテムが発表されています。
1994年に姉妹ブランドとなるMiuMiu(ミュウミュウ)を設立。
高級ブランドは値段も高くなる傾向にありますが、姉妹ブランドとなると若者がターゲットとなることが多いです。
ミュウミュウは、シックで大人っぽいデザインのプラダとは打って変わって、可愛らしさと女性らしさを常識にとらわれることなく表現することをテーマとしていました。
しっかりとしたブランドとして、クロコ調の素材を生かしたデザインや大人の落ち着いたデザインも展開しており幅広い女性が使えるブランドです。
ミュウミュウのカラーの特徴は、濃淡のピンクやホワイトなど若い女性がファッションに取り入れたい人気のカラーが揃っています。
シックなカラーが多いプラダとは違った部分です。
ミュウミュウとプラダとの大きな違いが話題を呼び、ミュウミュウも一流ブランドとして人気を獲得しました。
サフィアーノ素材の使用を2010年から開始しました。
サフィアーノは牛革の表面を加工している素材でできており、傷や汚れに強いだけでなく防水性も追加されていることで、革としての見た目の美しさだけでなく機能面でも充実しているのが特徴です。
サフィアーノは一見シンプルなデザインに見えますが、使い込むことで革に風合いが出てきてより魅力的なものとなっていきます。
日本初オープン
様々なアイテムを発表し、人気を獲得してきた「プラダ」ですが、2003年3月29日に東京・銀座中央通りにプラダ銀座店をオープンしました。
日本上陸のアナウンスが流れると同時に話題となった、1号店ですが多くの人で賑わったそうです。
日本人にもプラダのアイテムは、大変気に入られ特にナイロン生地のポコノは流行にもなる程でした。ブランド品は、高価なので傷をつけたり汚したくないという声が多かったのですが、プラダのポコノは傷にも汚れにも強かったので、受け入れる方が多かったそうです。
1号店の約3ヶ月後の6月7日に東京・南青山にスイスで有名な建築家によってデザインされた国内最大の旗艦店「エピセンター・ストア」をオープンしました。
その外観の美しさも相まって、通称を「ダイヤモンド」と呼ばれ、お店というよりは巨大なアート作品のような建物として有名です。
映画によって人気急上昇
プラダの人気も国内で滞りなく広まってきた頃、プラダの人気が爆発的に上昇する出来事が起こりました。
2006年に公開されたアメリカ映画「プラダを着た悪魔」の一大ブームです。
最悪の上司の下で前向きに頑張る主人公の姿に多く影響を受けた国内の女性は、プラダを知らなかった世代にも広く浸透することとなりました。
この映画には様々なブランドの衣装が出ており、衣装代の総額はなんと100万ドル(約1.2億円)超えだったそうです。
もちろん題名である「プラダ」はもちろん姉妹ブランドである「ミュウミュウ」もしっかりと映画の衣装として使用されています。
物語の最も盛り上がるパリコレのパーティーシーンでは、ミランダ(最悪上司)がプラダのドレスを着用しており、こちらも大きな話題を呼びました。
ここまでPRADAの歴史についてご紹介させていただきました。
私たちの身近には色々な製品があります。
今後もブランドや革製品のことなどについての歴史などをご紹介したいと思っております。
お手入れをすれば長く使えますので、革製品での補修や染め直し(リカラー)、カラーチェンジなどお困りごとがありましたらお気軽に革研究所堺店にお問合せください。
革研究所 堺店
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