堺市 ソファー・財布・バッグ修理｜堺市の革修理なら革研究所 堺店

みなさんこんにちは、革研究所 堺店です。

ブログをご覧いただきありがとうございます (^_^)/

 

今回は、ロエベ ２つ折り財布

リカラー施工をご紹介いたします。

 

 

目次

①施工前の画像とご説明

②施工後の画像とご説明

③今回のリカラー施工の工程

④施工ご依頼・お問合せ方法・アクセス方法

 

 

①施工前の画像とご説明

 

 

 

 

写真をご覧の通り、４色カラーのロエベ  財布ですが、

全体的に色褪せていますが、水色カラーの革のスレ傷、四隅のコバの革の捲れ、

ファスナー引手のコバの剥がれがあります。

 

このままの状態で使用すると水色カラー部分の革のスレ傷が進み、

革が破れてくる場合があります。

また、財布 四隅のコバの捲れている部分が広がり、

ファスナー引手のコバの剥がれている部分も広がります。

 

今回は擦れ傷の補修、四隅のコバ再生施工、ファスナー引手のコバ再生施工、

リカラー（染め直し）をすることで綺麗な状態になります。

 

 

②施工後の画像とご説明

 

 

 

 

いかがでしょうか！！

全体的に色褪せ、水色カラーの革のスレ傷、四隅のコバの革の捲れ、

ファスナー引手のコバの剥がれがありましたが、

擦れ傷の補修、四隅のコバ再生施工、ファスナー引手のコバ再生施工、

リカラー（染め直し）をすることで綺麗な状態になり劣化を食い止めることが

できるので補修前の状態で使うよりもより長く愛用することができます。

 

 

財布は普段から使用していると思いますが、

バッグ、ジャケットやコートなどは、クローゼットや押し入れや

衣装ケースなどで保管していると思います。

保管していても定期的なメンテナンス（クリーニング、保湿ケア）や

風通しの良い場所に定期的に干してあげる事で、メンテナンスをしていない

状態よりも長く愛用する事ができます。

 

 

③今回のリカラー施工の工程

１，クリーニング

財布に長年の使用によって蓄積された手あかや皮脂などの油汚れを取り除く

２，非塗装部分の養生（マスキング）

ファスナーや金具など塗装しない部分の養生

３，擦り傷や荒れた革表面を平滑にする

スポンジ研磨材を使用し、財布全体を研磨

４，脱脂

アルコール系の溶剤を使用し、脱脂作業

手の油分やスポンジ研磨後の削りカスなどを除去

５，コバの捲れ補修

四隅のコバの捲れている革を接着剤で接着

６，補修剤の擦り込み

四隅のコバ、水色カラーのスレ傷部分に補修剤の擦り込みと

スポンジ研磨材で研磨、確認を繰り返し平滑にし凸凹を整える

７，革の表面を平滑に仕上げる補修剤を塗布

財布全体に補修剤を塗布し、平滑にする

８，乾燥

９，４色カラーのリカラーしない部分を養生

１色ずつリカラーするので、リカラー以外の部分に塗料が付着しないように

養生

１０，塗料を調色

数種類の塗料からグラム単位で調色

１１，調色した塗料＋色止めコーティング剤を塗布

スプレーガンで調色した塗料と色止めコーティング剤を財布に塗布

１２，乾燥

塗料と色止めコーティング剤を塗布した部分に触れたり、

当たらないように気を付けて乾燥

※９～１２の手順を３回繰り返す

１３，オイル仕上げ

バッグ全体にオイルを塗り仕上げます

 

 

④施工ご依頼・お問合せ方法・アクセス方法

革研究所  堺店

住所：〒593-8302　大阪府堺市西区北条町2-23-16　革研究所 堺店

電話番号： 072-200-3500

E-mail:  support@sakai-kawaken.com

URL:  https://sakai-kawaken.com

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