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革修理ブログ
2026/10/27
バッグ修理 FENDI(フェンディ) ピーカブー ワンハンドルバッグのコバ補修、染め直し修理
ソファ修理、バッグ修理の革研究所堺店、藤林です。
今日は大阪市在住 T様よりご依頼いただいた
★FENDI(フェンディ) ピーカブー ワンハンドルバッグ コバ補修 染め直し修理★
をご紹介します!
FENDI(フェンディ) ピーカブー ワンハンドルバッグ
FENDI(フェンディ)とは、1925年にエドアルド・フェンディ&アデーレ・フェンディ夫妻によってイタリア ローマ市内のプレビシート通りで毛皮工房を併設した小さな皮革小物・ハンドバッグ店を創業しました。
ブランドコンセプト:「伝統と革新の融合」と「Fun Fur(楽しい毛皮)」に代表されるような、上品なエレガンスの中に遊び心やユーモアを取り入れることです。
伝統と革新の融合とは、長年受け継がれてきた歴史ある技術や価値観(伝統)の本質を大切に守りながら、時代の変化に合わせた新しい技術やアイデア、手法(革新)を取り入れ、現代にフィットする価値を生み出すことです。
ピーカブーとは、2009年に登場したFENDIのアイコンバッグの名称です。
名前の由来は、バッグの内訳がちらりと見えるデザインから「peek-a-boo」日本語に訳すと赤ちゃんをあやす時などに使う「いないいないばぁ」という意味で、流行に左右されない、遊び心がある内側のデザインが特徴のバッグです。
名前の由来が、「いないいないばぁ」とは驚きと遊び心がありますね(*^-^*)流行
ワンハンドルバッグとは、持ち手(ハンドル)が1本だけ付いたバッグの事で、通常のトートバッグやハンドバッグにあるような2本の持ち手ではなく、バッグの両端または上部中央に1本の持ち手が備わっています。
目次


部分的に色褪せているいる所があります



持ち手のコバが剥がれています

反対側も持ち手のコバが剥がれています

ファスナー付近のコバが部分的に擦れて下地が見えています

反対側もファスナー付近のコバが部分的に擦れて下地が見えています

バッグ四隅の角のコバが部分的に擦れて下地が見えています

反対側もバッグ四隅の角のコバが部分的に擦れて下地が見えています

イエロー部分に黒い点などの汚れがあります
お客様からFENDI ピーカブーの持ち手のコバが剝がれてベタついているのと黄色の部分に黒い汚れが気になるので、全体的に綺麗に修理をお願いしたいとお問合せ&ご依頼をいただきました。
初めてFENDI ピーカブーを拝見した時、部分的な色褪せ、持ち手のコバが剝がれてベタつきと黄色部分の黒い点などの汚れ、バッグの本体のコバが数カ所擦れて下地が見えている状態でした。
お客様に持ち手コバの補修、ファスナー付近のコバとバッグ四隅のコバの部分補修と全体染め直しをご提案させていただきました。
修理内容は、コバ補修と染め直し修理です。
持ち手 コバが剥がれる原因
日々の使用による物理的な負担や環境・成分による劣化が原因です。
・摩擦や曲げ伸ばしによる負荷:バッグを持ったり腕に掛けたりする際の摩擦や、荷物の重みによる引っ張り、曲げ伸ばしが繰り返し加わることで塗料に亀裂や剥がれが生じます。
・手汗・皮脂・水分の影響:手で直接持ち手を触るため、汗や皮脂、雨水などがコバの塗料にダメージを与えます。
・アルコール消毒液などの付着:手指のアルコール消毒液が乾かないままハンドルを握ったり触れたりすると、樹脂・ゴム系のコバが化学反応を起こして溶けたり剥がれやすくなったりします。
・経年劣化・乾燥・紫外線:長期間の使用や空気の乾燥、紫外線の影響でコバの弾力や密着力が失われ、ひび割れて剥がれます。
・合皮(合成皮革)の加湿・加水分解:持ち手やコバに合皮が使われている場合、湿気の多い場所での保管や製造から数年が経過することによるポリウレタンの劣化でボロボロに剥がれます。
持ち手 コバのベタつきの原因
塗料の経年劣化(樹脂の溶解)と汗・皮脂・化粧品などの付着がベタつきの原因です。
・コバ塗料の経年劣化・加水分解
1,コバに使われているポリウレタン樹脂などの水性・合成樹脂系塗料は、時間の経過や湿気の影響で劣化します。
2,製造から数年が経過すると樹脂自体が分解・溶解し、表面が溶けてベタつきやテカリが発生します。
・汗、皮脂、ハンドクリームの蓄積
1,手で直接握る持ち手部分は、毎日の使用で人間の汗や皮脂、ハンドクリーム、日焼け止めなどがコバに付着します。
2,これらの油分や水分がコバの樹脂と混ざり合い、化学反応を起こして塗料を溶かしてしまいます。
・高湿度・密閉された保管環境
1,湿気の多い場所や、クローゼット内で不織布や箱に密閉して長期間保管すると、湿気による加水分解が急速に進みます。
・アルコールや除菌シートの付着
1,アルコール成分(除菌シートやウェットティッシュなど)アルコール成分(除菌スفريーやウェットティッシュなど)がコバの樹脂に付着すると、樹脂が化学変化を起こして一気に溶け出し、ベタベタになることがあります。
それでは、
FENDI(フェンディ) ピーカブー ワンハンドルバッグ コバ補修 染め直し修理をしていきます(^_^)/
完成したAFTER画像もお楽しみに!(^^)!
バッグ本体の修理
1,クリーニング
まずは、ハンドバッグ全体を馬毛のブラシを使いブラッシングを行い、柔らかい布でハンドバッグを拭きます。
布にレザークリーナーを付けて、ハンドバッグ全体をやさしく丁寧に拭いて汚れを落とします。
2,研磨
スポンジ研磨剤を使い、バッグ全体の表面をやさしく撫でるように(車にワックスをかけるようにやさしく円を描くような感じ)研磨をして平滑にします。
3,脱脂
布にアルコール系の洗浄剤を付けて、ハンドバッグ全体をやさしく丁寧に拭いてスポンジ研磨剤の削りカスやクリーニングで取り切れなかった汚れや表面の油分の除去します。
4,コバ部分補修&スレ傷補修
コバ補修と目視で確認できない細かいスレ傷を数種類ある補修剤の中から傷の程度や傷の深さによって補修剤を選定し、コバとスレ傷を補修します。
補修剤の塗布・乾燥・表面の磨きを繰り返して、コバとスレ傷をなめらかに整えます。
5,染め直し!
元のお色の黒色をつくり、明るさなど、トーンを微調整して整えます(^_^)/ さらにツヤ感を調整し、スプレーガンでハンドバッグにムラなく均一に塗布していきます。
6,乾燥
しっかりと乾燥。
バッグ内部の内袋の修理
1,クリーニング~4,スレ傷補修を繰り返します
5,染め直し!
元のお色の黄色をつくり、明るさなど、トーンを微調整して整えます(^_^)/ さらにツヤ感を調整し、スプレーガンでハンドバッグにムラなく均一に塗布していきます。
6,乾燥
しっかりと乾燥。
持ち手のコバ補修
●コバを除去&クリーニング
布や綿棒に洗浄用溶剤を付けて、持ち手のコバをクリーニングおよび現在も残っているコバをキレイに除去します。
●コバ再生施工修理
持ち手のコバの黒色をつくり、コバの補修剤と撹拌し補修剤をつくります!
筆や爪楊枝を使い、持ち手の縁のコバに丁寧に塗布していきます。
塗布・乾燥・表面の磨きを複数回同じ作業を繰り返して、なめらかに整えます。
●乾燥
しっかり乾燥します。
●仕上げ
しっかり乾燥したあと、最後の仕上げに、ハンドバッグ全体に保湿のオイルを塗って、完成です!(^^)!
さて、どんな風に生まれ変わったでしょうか~(*^▽^*)


部分的に色褪せているいる所がありましたが、綺麗になりました



持ち手のコバが剥がれていましたが、綺麗になりました

反対側も持ち手のコバが剥がれていましたが、綺麗になりました

ファスナー付近のコバが部分的に擦れて下地が見えていましたが、綺麗になりました

反対側もファスナー付近のコバが部分的に擦れて下地が見えていましたが、綺麗になりました

バッグ四隅の角のコバが部分的に擦れて下地が見えていましたが、綺麗になりました

反対側もバッグ四隅の角のコバが部分的に擦れて下地が見えていましたが、綺麗になりました

イエロー部分に黒い点などの汚れがありましたが、綺麗になりました
いかがでしょうか?
コバ補修&染め直し修理!FENDI(フェンディ) ピーカブー ワンハンドルバッグの持ち手のコバが綺麗に生まれ変わりました!(^^)!
お渡しさせていただいた時、すごく喜んでいただくことができましたー(^_^)/
定期的にメンテナンス(クリーニング+保湿ケア)をしていただき、ビジネスバッグを長くお使いいただけたら嬉しいです。
以上、
FENDI(フェンディ) ピーカブー ワンハンドルバッグ コバ補修 染め直し修理
でした!(^^)!
革研究所堺店は、コバ補修&染め直し修理以外にもバッグのクリーニング施工(クリーニング+保湿ケア)、カラーチェンジ施工もさせていただいてま~す!
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