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革修理ブログ
2025/08/27
バッグ修理 Louis Vuitton ショルダーバッグ クリーニング 施工
ソファ修理、バッグ修理の革研究所堺店、藤林です。
今日は大阪市在住 K様よりご依頼いただいた
★Louis Vuitton ショルダーバッグ クリーニング 施工★
をご紹介します!
目次
ベロア生地に白いカビが見られます
Louis Vuitton ショルダーバッグのベロア生地の白いカビが発生したのでクリーニングのご依頼をいただきました。
お客様のお話を聞いているとクローゼットに保管してたが、白いカビが発生したそうです。
白いカビはクリーニングをしてあげると綺麗に除去する事ができますよ(^_^)/
ベロア素材に白いカビが発生する原因
・高温多湿:カビは温度が20~30℃、湿度が80%以上で最も活発に活動します。
・栄養源の存在:キルト生地に付着した汗や皮脂、ホコリなどがカビの栄養源となります。
・換気不足:クローゼットや押し入れのように密閉された空間は、湿気がこもりやすくカビの繁殖を促進します。
・湿気を吸収する素材:ベロア素材は柔らかく、湿気を吸収しやすい性質を持つため、カビが発生・定着しやすいです。
カビの発生を防ぐ方法
定期的な換気:クローゼットや部屋の空気を入れ替え。
・適切な保管:湿気を避けて風通しの良い場所で保管。密閉された収納ケースやビニールカバーは避ける。
・汚れを落とす:使用後に汗や皮脂の汚れをきちんと落とす。
・乾燥させる:使用後すぐにしまわず、しっかり乾燥させてから収納
・防水スプレーの使用:ベロアに防水スプレーを吹きかけると、カビの発生を抑制する効果が期待できるそうです。
以上の点を気をつけてくださいね!!
それでは、
Louis Vuitton ショルダーバッグ クリーニング 施工をしていきます(^_^)/
完成したAFTER画像もお楽しみに!(^^)!
●クリーニング
布にレザークリーナーを付けて、ヌメ革部分をやさしく丁寧に拭いて汚れを落とします。
ベロア生地は、馬毛のブラシを使いブラッシングを行い、水で希釈した中性洗剤を柔らかい布に付けて丁寧に拭いてカビを除去します。
●乾燥&仕上げ
しっかり乾燥したあと、最後の仕上げに、バッグのヌメ革に保湿のオイルを塗って、完成です!(^^)!
いかがでしょうか?
クリーニング施工!Louis Vuitton ショルダーバッグのベロア生地に白いカビがありましたが綺麗になりました!(^^)!
お渡しさせて頂いたときにすごく喜んでいただく事が出来ました~(*^-^*)
定期的にメンテナンス(クリーニング+保湿ケア)をしていただき、末永くお使いいただけると嬉しい限りです(^_^)/
以上、
Louis Vuitton ショルダーバッグ クリーニング 施工!
でした!(^^)!
革研究所堺店は、クリーニング施工(クリーニング+保湿ケア)以外にもバッグの染め直し施工の修理やカラーチェンジやもさせていただいてま~す(^_^)/
バッグや財布、ビジネスシューズ、ジャケットなどのアパレル関係などの「レザーリペア」「スレ傷補修」「染め直し」「カラーチェンジ」はぜひ!革研究所堺店にお任せください。
バッグの持ち手交換、財布のファスナー交換、金具交換などもお気軽にお問合せくださいね~!!
ソファの「スレ傷補修」「ひび割れ補修」「リペア修理」「染め直し修理」「カラーチェンジ」「クッション交換」「バネ交換」、「革の張替え」なども承っておりますのでお気軽にご相談くださいねー(*^^*)
モノグラム
ルイ・ヴィトンの種類のなかで人気がある「モノグラム・キャンバス」は、1896年に2代目ジョルジュ・ヴィトンによって誕生しました。
ルイ・ヴィトンのイニシャルLとV、花と星をモチーフとして規則的なパターンを描くモノグラムは当時として革新的でした。
ルイ・ヴィトンのモノグラムが、実は日本にゆかりがあることをご存じでしょうか?
モノグラムは薩摩藩島津家の家紋が由来とされています。
1867年開催のパリ万博に日本から島津家の家紋を出品したのが起源とも言われています。
なかでも人気の定番のヴィトンは、ダークブラウン生地にベージュ模様を描くモノグラム。日常使いしやすく、オンオフ問わず活用できます。カジュアルスタイルにもさりげなく取り入れることで、全体の印象をスタイリッシュにしてくれるのもメリット!
また、モノグラムは上質のトアル生地(という世界三大綿とも呼ばれる綿に「PVC」という合成樹脂を加工を施したもの)で作られています。
デメリットは通気性があまりなく、熱に弱い点です。また、頻繁に使うことで、いずれは剥がれが生じる可能性があります。
ダミエ
ダミエはルイ・ヴィトンの代表的な柄の一つであり、1888年に誕生しました。こちらも日本の市松模様から着想を得ています。
落ち着いた印象で男女問わずされる種類であり、日本人にも親しみやすいデザインといえるのではないでしょうか。
市松模様は、昨今人気のアニメにも採用されていますよね。
ダミエ・キャンパスもトアル生地(という世界三大綿とも呼ばれる綿に「PVC」という合成樹脂を加工を施したもの)で、一見牛革に見えますが、本革よりも軽量であり、防水性を兼ね備えています。また、水や薬品に強いため、日常的に使いやすく、メンテナンスのしやすさもメリットと考えられます。
PVC
メリット
一番のメリットは「耐久性」にあります。
革商品とは違い、傷に強いのが特徴で長持ちしやすいことが挙げられます。
そして耐久性が良い事で汚れなどがつきにくく頻繁にお手入れが必要ないことがメリットとしてあります。
デメリット
通気性があまりなく、熱に弱いです。
また「加水分解」が起きてしまうということです。
加水分解とは水分と生地が化学反応で分解作用を起こしてしまいベタベタになったり生地が剥がれてしまうのです。
取り扱い方法
加水分解が起きる原因は水分です。
押し入れなど湿気が多いところに保管してしまうと劣化やベタつきが発生してしまうので乾燥剤をバックの中に入れて保管入れておき、定期的に風通しの良いところで干してあげると劣化やベタつきを抑えることが出来ます。
ほかに購入したばかりでまだ使わないものがある方は購入した時についてくる保存袋、箱に保管して置くのは避けましょう。
高温多湿の日本では通気性が悪く劣化の原因になっていしまいます。
ホコリなどがついてしまうのが嫌だという方は不織布に入れて通気性の良い場所に保存するのが良いでしょう。
ヌメ革
ヌメ革は革の事を指す言葉ではなくてその革を作る過程方法のことを言います。
植物タンニンを使いなめす前の状態を「皮」なめした後の状態を「革」と呼びます。
ヌメ革は別名「ナチュラルレザー」とも呼ばれており上質な雰囲気を出しているのが特徴で、最初は白に近い色味をしています。
ヌメ革はモノグラムやダミエの持ち手やパイピング(縁を囲む部分)に使われています。
ルイ・ヴィトンのヌメ革は、その耐久性から頻繁に使われるバッグや財布などのアイテムに適しています。
使い始めは、若干ゴワゴワした印象をもつかもしれません。しかし、使い込むうちに手に馴染み、白っぽい色から濃いめのカラーに変わっていく過程を楽しめます。
デメリットとしては、ヌメ革は水分や油分を吸収し、シミになりやすいのが難点です。ほかの種類も耐水性に弱い側面がありますが、ヌメ革はさらに弱く、シミや色落ち、洋服への色移り、場合によってはカビの発生にもつながるかもしれません。
雨に濡れてしまってそのままにしておくと、シミになる可能性が高まるため、適切なお手入れをおこないましょう。
万が一濡れてしまった場合は、毛羽立っていない吸水性の柔らかい白布でふきましょう。クリームの使用も慎重におこなう必要があります。その理由は革が変色する可能性があるためです。
ヴェルニ
ヴェルニはフランス語で「エナメル」を意味しています。
1998年に登場したヴェルニは、ルイ・ヴィトンのファッションショーに合わせて作られました。当時のアーティスティック・ディレクターであった、マーク・ジェイコブスが考案したものといわれます。
革の表面にエナメル加工を施しており、一瞬レザーでは無いと思われる方も多いと思いますが、こちらも高級なカーフレザーを使用しています。
カーフレザーで作られたヴェルニは、防キズ性が高く柔らかい素材であり、薄めで軽さを感じられます。
カラフルなエナメルコーティングとモノグラム・モチーフの型押し加工が施されたヴェルニ。その色彩美が女性の心を魅了しています。
メリット
エナメル加工を施してあるため水に対しての耐久性が他の商品より高く傷がつきにくいのがメリットです。
デメリット
エナメル加工を施しているため耐久性が上がった反面、乾燥期になるとひび割れが発生してしまうことや、じめじめした湿気の多い場所に保管しておくとエナメルがベタつきを起こしてしまうことがデメリットになります。
エピレザー
エピレザーのエピとはフランス語で「麦の穂」を意味しています。その名のとおり、まるで風に揺れる麦穂を表すかのような線状の型押しが印象的なデザインです。
エピレザーにはレザー自体は厚手の上質な牛革をクロム塩と植物タンニンでなめしたものを顔料で染めた後型押ししたレザーになります。
メリット
厚手の牛革を使っていることから普通のレザー商品より衝撃に強いこと、エピの型押しの加工によりシワなどが目立ちにくことがメリットです。
デメリット
染色をしているため、過度な摩擦や水に濡れた場合色落ちが目立ってしまう事です。服などに色移りしてしまうことも有るので雨の日などは注意が必要です。
タイガ
エピレザーが麦の穂をイメージさせる素材であるのに対し、タイガはロシア語で「針葉樹林地帯」を意味しています。
エピレザーと同じで型押しが施されており、エピレザーよりきめ細かく型押しがされています。
素材はカーフレザーが使われており、カーフレザーの質感を無くすことなく肌触りの良い質感になっているのが特徴です。
メリット
エピレザーの耐久性より若干劣りますが、耐久性が良く使用状況にもよりますが、角が擦れたり、ほつれが生じたりするのを抑える効果があることもメリットです。
デメリット
耐久性が良いものの、型崩れが起きやすい事とエピ同様で水に弱い事と色移りしやすいのがデメリットです。また、型崩れが起きやすい種類となります。
保管の際は詰め物をするなどの工夫が必要です。
マヒナ
マヒナという名前は、ニュージーランドの先住民であるマオリ族の言葉で「月の女神」を意味する「マヒナ」が由来となっています。
マヒナのアイテムには、イタリア語で「恒星」を意味する「ステラ」やギリシャ神話で「月の女神」を意味する「セレネ」など、星や神に関連した名前が多く付けられています。
パーフォレーションと呼ばれる技術で施されたパンチングのモノグラム柄と上質なカーフスキンを使用することで、滑らかできめ細やかな手触りと優しくフェミニンな雰囲気が漂うアイテムとなっています。
マヒナのソフトレザーにも多くの仔牛の皮が使用されています。カーフスキンの特徴はきめが細かく、柔らかくてしっとりとした質感特長です。
ほかの本革素材と同じように湿気や水分に弱いため、雨の日の使用は控えたほうがよさそうです。また、柔らかい素材のマヒナは、クセやシワが付きやすい傾向があります。
重たいものの下敷きになってしまうと革が変形してしまう可能性があるので保管には注意が必要です。
アンプラント
アンプラントは正式には「モノグラム・アンプラント」と呼ばれます。2000年に登場したモノグラム・グラセから始まったシリーズの集大成として2010年に発表されました。
アンプラントとはフランス語で「刻印」を意味をしています。
高品質なカーフレザーにルイ・ヴィトンのモノグラムが型押し加工されたデザインです。
モノグラムの型押しは遠目ではあまりルイヴィトンだと分かりづらいので、ブランドアピールを控えめにしたい方にもおすすめです。
メリット
高級感あふれるカーフレザー特有の柔らかさは、使い込むうちにツヤが増し、風合いの変化を楽しめます。
カーフレザーは使っていくうちに少し艶が出てきて風合いの変化を感じることもでき、使い込めば使い込むほど手に馴染むような質感になっていくのでその変化を楽しめる素材でもあります。
トリヨン
トリヨンレザーは、牡牛のキップスキンであり、生後半年から1年までの牛の革を採用しています。
仔牛革は表面がきめ細かで、キズも付きにくい素材です。生後半年以内の仔牛革で作られる「カーフレザー」と比べて革が厚く、高い強度を保っています。
トリヨンレザーを使用して作られているルイヴィトンの代表的な製品と言えば、「LV」のシグネチャーとハンドル部分のリングが特徴的なカプシーヌではないでしょうか。
カプシーヌはコレクションの中でもシンプルでエレガントな印象を与え、ワンランク上の存在感を放ち海外セレブからも愛用されているアイテムです。
トリヨンレザーは皮革の試験において耐久性、耐光性、色移りに関して最高ランクを獲得しています。
光に対する色あせにも強く、色移りに関しては比較的心配のいらない種類です。また、発色が美しく、定番のブラックやホワイトのほか、黄色や青などカラー展開が豊富であることから人気の高い種類となっています。
デメリットといえば、革に厚みがあり、キャンバス素材に比べて重いことです。バッグに多くのアイテムを入れると、さらにずっしりと重く感じられる可能性があります。
ここまでLouis Vuittonに使われている素材の歴史についてご紹介させていただきました。
私たちの身近には色々な製品があります。
今後もブランドなどについての歴史などをご紹介したいと思っております。
お手入れをすれば長く使えますので、革製品での補修や染め直し(リカラー)、カラーチェンジなどお困りごとがありましたらお気軽に革研究所堺店にお問合せください。
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