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革修理ブログ
2025/08/20
財布修理 ボッテガ・ヴェネタ 長財布 ファスナー 引手交換 染め直し修理
財布修理、革小物修理の革研究所堺店、藤林です。
今日は羽曳野市在住 N様よりご依頼いただいた
★ボッテガ・ヴェネタ 長財布 ファスナー 引手交換 染め直し修理★
をご紹介します!
目次
全体的に色褪せとパイピングにスレ傷があります
ファスナー引手にひび割れがあります
パイピングの革が捲れていますね!
10年ほどお使いになっている財布となりますが、全体的に色褪せとパイピングのスレ傷・革の捲れ、ファスナー引手のひび割れがありますね!
ファスナー引手は劣化が進行しているので、引手交換をします。
パイピングのスレ傷・革の捲れ補修と染め直し修理をすると元の綺麗な状態に戻すことができますよ(^_^)/
財布やバッグなど、側面や角はどれだけ丁寧に使っていても、使用する過程や衣服などで擦れてスレ傷になってしまうことがとても多いです。
角の部分の革が完全に擦り切れてしまう前なら、修理をすることで風合いも色味も復活させることができますよ!(^^)!
また、スレ傷をそのままの状態で使用していると、革の劣化が進み革がひび割れてくる場合があります(>_<)
お早めに修理をしてあげると劣化の進行を止めれます!!
また、人の肌は乾燥するとカサカサになりますが、革製品も同じように革がカサカサの状態になります。
さらにカサカサ状態から劣化が進むと革がひび割れてきます(>_<)
定期的にメンテナンス(クリーニング+保湿ケア)をしてあげるとより長くお使いいただく事ができますよー(^_^)/
●まずは、クリーニング
布にレザークリーナーを付けて、財布全体をやさしく丁寧に拭いて汚れを落とします。
●脱脂
布にアルコール系の洗浄剤を付けてやさしく丁寧に拭いてクリーニングで取り切れなかった汚れや表面の油分を除去します。
●ファスナー引手交換
ひび割れているファスナー引手を取り外します。
今回は同じ形状ではなく、紐状に結んだ引手となります。
●革の捲れ・スレ傷補修
数種類ある補修剤の中からひび割れ傷の程度や傷の深さによって補修剤を選定し革の捲れ・スレ傷を補修します。補修剤の塗布・表面の磨きを繰り返して、スレ傷をなめらかに整えます。
●いよいよ染め直しです!
元のお色のブラウンをつくり、明るさなど、トーンを微調整して整えます(^_^)/ さらにツヤ感を調整し、スプレーガンで財布にムラなく均一に塗布していきます。
ファスナー引手の革も同じお色をスプレーガンでムラなく均一に塗布していきます。
●乾燥&仕上げ
しっかり乾燥したあと、最後の仕上げに、財布全体に保湿のオイルを塗って、完成です!(^^)!
さて、どんな風に生まれ変わったでしょうか~(*^▽^*)
全体的に色褪せとパイピングにスレ傷がありましたが、キレイになりました
ファスナー引手にひび割れがありましたが、引手を交換したのでキレイになりました
パイピングの革が捲れていましたが、キレイになりました
いかがでしょうか?
ファスナー引手交換&革の捲れ補修&スレ傷補修&染め直し!ボッテガ・ヴェネタ 長財布がキレイに生まれ変わりました!(^^)!
お渡しさせて頂いたときにすごく喜んでいただく事が出来ました~(*^-^*)
定期的にメンテナンス(クリーニング+保湿ケア)をしていただき末永くお使いいただけると嬉しいです(^_^)/
以上、
ボッテガ・ヴェネタ 長財布 ファスナー 引手交換 染め直し修理!
でした!(^^)!
革研究所堺店は、レザーリペア施工修理以外にも財布のクリーニング施工(クリーニング+保湿ケア)もさせていただいてま~す!
バッグや財布、ビジネスシューズ、ジャケットなどのアパレル関係などの「レザーリペア」「スレ傷補修」「染め直し」「カラーチェンジ」はぜひ!革研究所堺店にお任せください。
バッグの持ち手交換、財布のファスナー交換、金具交換などもお気軽にお問合せくださいね~!!
ソファの「スレ傷補修」「ひび割れ補修」「リペア修理」「染め直し修理」「カラーチェンジ」「クッション交換」「バネ交換」、「革の張替え」なども承っておりますのでお気軽にご相談くださいねー(*^^*)
ボッテガ・ヴェネタの歴史はまだ比較的浅く、1966年にイタリアのヴェネト州ヴィチェンツァで設立された革工房が創業の始まりです。
ミケーレ・タッデイとレンツォ・ゼンジアーロの夫妻によって革工房として設立されました。
二人が設立した会社は、イタリア・ヴェネト地方には革職人が多い地域です。
ヴェネト地方の熟練した腕を持つ職人を集めて、伝統的な手作業で最高品質のレザー製品をつくることを目的に立ち上げられました。
ボッテガ・ヴェネタの高い品質と確かな技術は、イタリア上流階級の間ですぐに認められ、厚い信頼と実績をつくり上げていきます。
ブランド名に創業者自身の名前を付ける事が多いですが、ボッテガ・ヴェネタのボッテガは、イタリア語の工房を意味しています。
ヴェネタの工房を意味するブランド名となっています。
1970年にWhen your own initials are enough(自分のイニシャルだけで十分)」と書かれた広告キャンペーンを開始しました。
キャッチフレーズどおり、ボッテガ・ヴェネタの製品への自信が表されており、ブランドのロゴを入れないスタイルが特徴となっています。
1980年代初めには、世界中を飛び回る著名人を多数顧客に抱えるようになります。
その中にはジャクリーン・ケネディ・オナシスやファラ・パーレビ元イラン王妃など、世界の著名人が顧客の名を連ねるようになりました。
1980年の映画「アメリカン・ジゴロ」では、ローラ・ハットンがボッテガ・ヴェネタのバッグを持つ場面があります。
1985年には芸術家アンディ・ウォーホルの短編映画「ボッテガ・ヴェネタ インダストリアル ビデオテープ」を製作し、幅広い分野から注目されることとなりました。
1990年代、ボッテガ・ヴェネタの隆盛に陰りが見られるようになりました。
原因としては、経営陣がブランドイメージをさらに高めようと、1970年に掲げていたブランドのコンセプトを覆し、製品にBV(BOTTEGA VENETAの頭文字)のロゴを飾りました。
ロゴを飾ったことがきっかけでボッテガの人気は徐々に落ちていき、経営難にまで陥ってしまったのです。
2001年、経営が悪化していたボッテガ・ヴェネタに、転機が訪れます。
グッチグループにボッテガ・ヴェネタが買収されることになったのです。
グッチグループの傘下に入ったことにより、一気に世界中にブランドが知れ渡るようになりました。
※グッチグループは、現在ケリンググループとして名が知られているコングロマリット(複合企業)で、グッチを始め、サンローラン、バレンシアガ、ステラ・マッカートニーなどを傘下に持つ会社です。
エルメスやソニア・リキエルなどでデザイナー担当として活躍したトーマス・マイヤーがボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクターに就任しました。
トーマス・マイヤーは、ボッテガ・ヴェネタを本来の姿に戻すことを決意しました。
ボッテガ・ヴェネタの製品を飾っていたBV(BOTTEGA VENETAの頭文字)のロゴを撤廃し、ボッテガ・ヴェネタのブランドを象徴する技法イントレチャートの編み込みのデザインを強調させました。
その結果、職人技を生かした製造というボッテガ・ヴェネタの創業精神に立ち戻ったのです。
トーマス・マイヤーの指揮によって急成長したボッテガ・ヴェネタは、店舗を世界中に拡大しラグジュアリーブランドとしての地位を確立していきます。
2005年にはブランド初となるプレタポルテコレクションを発表。
2011年には香水の販売を始め、その他にもバッグやスモールレザーグッズ、アクセサリー、インテリアなど幅広いカテゴリーを展開させていきます。
トーマス・マイヤー就任後の2001年から2011年の10年間で、800%も売り上げを伸ばすことに成功しました。
2018年にクリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーが辞任し、後任にセリーヌ、マルジェラ、バレンシアガなどで経験を積んだ、ダニエル・リーが若干32歳で新たなクリエイティブ・ディレクターに就任しました。
2021年、ダニエル・リーが退任し、マチュー・ブレイジーがクリエイティブ・ディレクターに就任し、現在に至ります。
ボッテガ・ヴェネタの販売網は、ヨーロッパ・アジア・オーストラリア・南米・北米を網羅し、現在43か国で251店の直営店を展開しています。
革職人のための養成学校を設立
ブランドを支える職人の技術を次世代へと受け継ぎ、伝統を廃れさせないため、2006年に革職人を養成・支援する学校「スクオーラ・デッラ・ペレッテリア」を開校しました。
クラスではノウハウや根本的な価値観を伝え、高級レザー製品における裁断や加工、パターンメイキング、そしてレザーの編み込みといったボッテガ・ヴェネタでの実務で役立つ技術を身に着けることができます。
2013年にはボッテガ・ヴェネタのルーツでもあるヴェネト地方のモンテベッロ・ヴィチェンティーノに新しいアトリエをオープンしました。
修復・建造にはトーマス・マイヤーが監督となり指揮しました。
アトリエには、これまでの作品を集めたアーカイブ、美術館の他に2006年に開校された職人たちのための養成学校が併設されています。
ボッテガ・ヴェネタの職人は、この学校で3年間のコースを修了して初めてアトリエで働くことが認められます。
ボッテガ・ヴェネタの特徴
ボッテガ・ヴェネタの伝統技法イントレチャート(intrecciato)は、イタリア語で「編み込み」を意味する言葉で、職人の高い技術と手間を要する技法となります。
丁寧になめされた革に1枚ごと短冊に切れ込みを入れ、1枚1枚を手作業で編み込んで製品をつくり上げていきます。
イントレチャートはイタリアのトスカーナ地方の伝統的な編み込み技法となります。
ボッテガ・ヴェネタのレザーアイテムのほとんどにイントレチャートが採用されており、このデザインを見ればすぐにボッテガ・ヴェネタだと分かるほど有名となっています。
他にもイントレチャートの技法を使っているブランドはありますが、その中でもボッテガ・ヴェネタのクオリティが圧倒的に高いため、イントレチャート=ボッテガ・ヴェネタと成り立っています。
ボッテガ・ヴェネタのコンセプトは、When your own initials are enough(自分のイニシャルだけで十分)」というスローガンを掲げているので、バッグや財布などのレザー製品にはBVなどのロゴは入っていません。
短冊切りの上質なレザーを丁寧に編み込んだアイテムは、ロゴがなくてもひと目でボッテガのものと分かるものの、いやらしさは全くなく、逆に優雅な気品を漂わせます。
ボッテガの最大の魅力は、イントレチャートのシンプルながらも高級感のある洗練されたデザインにあります。
使われている素材
ボッテガ・ヴェネタの素材として主にレザーは、カーフレザーとラムレザーが使われています。
カーフレザーは 生後6ヶ月以内の子牛の革です。
丈夫で耐久性に優れていて、使うほどに馴染みが出てくることが特徴となっています。
カーフレザーは程よい光沢があり、上品で優雅な印象を与えます。
ラムレザーは 生後1年未満の子羊の革です。
しなやかで使い始めから滑らかで柔らかい肌触りが楽しめるのが特徴となっています。
カーフレザーに比べて耐久性は低く、水に弱いため、取り扱いには十分注意する必要があります。
ラムレザーの光沢は控えめで、大人っぽい落ち着いた印象を与えます。
日本国内には1974年頃、輸入卸専門商社株式会社アオイによって紹介され日本国内を展開していました。
日本で知られるようになったのは、グッチグループ(現ケリンググループ)の傘下になった事で、ボッテガ・ヴェネタジャパンが設立されました。
2002年にミラノ、パリ、ロンドンに次いで4店舗目として東京の青山にトーマス・マイヤーが監修を務める旗搬店をオープンしました。(現在、青山店は2006年に表参道ヒルズ内に移転しています。)
2007年には、世界最大規模となる旗搬店の銀座店がオープン。
1〜3階は店舗スペース、4、5階は日本法人の本社機能とショールームが置かれています。
2018年12月に銀座店は銀座2丁目から銀座5丁目の晴海通りに面した場所に移転。
6階建ての売り場面積が約800平方メートルとなるスペースを贅沢に活用し、レザー製品を始め、メンズ及びウィメンズのウェア、シューズ、アクセサリーなどのさまざまなファッションアイテムが取り揃っており、フレグランスや家具・インテリアを中心とするホーム&ファニチャーまでの幅広いコレクションが楽しめます。
1階エントランスの床には、江戸時代後期の建築で用いられていた鉄平石が敷き詰められています。
和の雰囲気を感じられる空間に。シルバーのスクエアパネルを900枚以上合わせて作られたファサードは、「イントレチャート」がモチーフとなっっています。
近年でボッテガ・ヴェネタにオマージュされたデザインが増えています。
実際に見て触れてみれば、本物との技術の高さの違いが分かると思います。
製品に使用されているレザーは非常に滑らかで、その質感はまるでシルクのようだと言われるほどの最高品質のレザーと確かな技術を持った職人が手掛けた製品は、どんなファッションやシーンにもマッチし、男女問わず多くの人に支持されています。
ここまでボッテガ・ヴェネタの歴史についてご紹介させていただきました。
私たちの身近には色々な製品があります。
今後もブランドやソファなどについての歴史などをご紹介したいと思っております。
お手入れをすれば長く使えますので、革製品での補修や染め直し(リカラー)、カラーチェンジなどお困りごとがありましたらお気軽に革研究所堺店にお問合せください。
革研究所 堺店
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堺インター出口を右折⇒泉北2号線を北へ約4km⇒泉北2号線の津久野町1丁の交差点を右折(堺市総合医療センターがある交差点)⇒北条町北の交差点を右折 (びっくりドンキー、コスモ石油がある交差点) ⇒ 北条町の交差点を右折 ⇒ 約100直進
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