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革修理ブログ
2025/06/09
バッグ修理 COACH(コーチ)ハンプトンレザー デミポーチ スレ傷補修 染め直し修理
ソファ修理、バッグ修理の革研究所堺店、藤林です。
今日は堺市在住 F様よりご依頼いただいた
★ COACHハンプトンレザー デミポーチ スレ傷補修 染め直し修理★
をご紹介します!
目次
全体的に色褪せています
細かいスレ傷があります
パイピングにスレ傷があります
お預かりしたとき、まず丁寧にお使いいただいているなーと思いました!
デミポーチには大きい傷や革の破れがなく、細かいスレ傷、全体的に色褪せている状態です。
色褪せやスレ傷をそのままの状態で使用していると、
革の劣化が進み革がひび割れてくる場合があります(>_<)
お早めに修理をしてあげると劣化の進行を止めれます!!
また、人の肌は乾燥するとカサカサになりますが、
革製品も同じような状態になりますので、
定期的にメンテナンス(クリーニング+保湿ケア)をしてあげると
より長くお使いいただく事ができます!!
それでは、
COACHハンプトンレザー デミポーチ スレ傷補修 染め直し修理をしていきます(^_^)/
完成したAFTER画像もお楽しみに!(^^)!
●クリーニング
布にレザークリーナーを付けて、デミポーチ全体をやさしく丁寧に拭いて汚れを落とします。
●スレ傷補修
特殊な補修剤を使用してデミポーチの細かいスレ傷を補修します。
●いよいよ染め直しです!
元のお色のブラウンをつくり、明るさなど、トーンを微調整して整えます(^_^)/ さらにツヤ感を調整し、スプレーガンでデミポーチにムラなく均一に塗布していきます。
●乾燥&仕上げ
しっかり乾燥したあと、最後の仕上げに、デミポーチ全体に保湿のオイルを塗って、完成です!(^^)!
さて、どんな風に生まれ変わったでしょうか~(*^▽^*)
色褪せていましたが、綺麗になりました
細かいスレ傷がなくなり綺麗になりました
パイピングのスレ傷がなくなり綺麗になりました
いかがでしょうか~!!
綺麗なブラウンカラーに変身しました~(*^-^*)
生まれ変わったCOACH デミポーチ。
お渡しさせて頂いたとき、すごく喜んでいただく事が出来ました~(*^-^*)
嬉しい限りです(^_^)/
定期的にメンテナンス(クリーニング+保湿ケア)をしていただき、長くお使いいただけたら嬉しいです。
以上、
COACHハンプトンレザー デミポーチ スレ傷補修 染め直し修理!
でした!(^^)!
1941年にアメリカ合衆国ニューヨーク州マンハッタンで倉庫のスペースを利用した小さな工房からCOACH(コーチ)はスタートしました。
創業当初は「ゲイル」という社名でした。
創業者のマイルズ・カーンとリリアン・カーン夫婦が腕利きの職人6人とともに男性用の革小物生産を請け負う下請けをしていました。
熟練の職人たちは「最高級レザーで、美しく機能的でモダンな製品を作る」という目標を掲げて、良質な革と縫い目を細部までこだわり抜いた革製品を作りました。
COACHの革製品は次第に評判を呼び、徐々にその評判が広まっていきます。
創業当初から高品質とハンドメイドへのこだわりへのこだわりは、80年経った現在でも変わりません。
COACHの革製品はすべて手作業で仕上げられています。
シンプルなデザインのバッグでも完成までに100以上の工程を要し、複雑な形になると1日半かかる場合もあるそうです。
グラタンレザーの開発・COACH(コーチ)ブランドの誕生
COACHが代表するオリジナル革素材「グラブタンレザー」はある時、野球観戦をしていたマイルズ・カーンが使い込まれた野球のグローブが柔らかさとツヤ、味わいが増していることに着目し、しっかりと手になじむ新しいレザーを考えたのがきっかけでした。
試行錯誤を繰り返し1958年に時速140キロのボールを受けるミットと同程度の強度と使えば使い込むほど柔らかくつややかになる革「グラブタンレザー」が完成しました。
1960年代に、グラブタンレザーを採用したバッグ「COACH」のブランド名で発表しました。
そのバッグの数量は、わずか12個でシリアル番号入りの限定生産でした。
ひとつひとつを手作りで丁寧に作り上げるため、このような少数の限定販売となりましたが、品質の良さが大きな評判を呼びました。
このコレクションは「アメリカンクラシック」といわれ、後の続々と生まれるクラシックコレクションの元祖となり、このバッグの大成功がCOACHブランドの礎になりました。
時を同じくして社名をゲイルからCOACHに変更します。
COACHという名はハンガリーにある町「コチ(KOCS)」が由来になっています。
ハンガリーにある町、コチ(KOCS)は世界で初めてサスペンション付きの高品質の四輪馬車を製造したことで有名な町です。
この馬車はヨーロッパなどで評判になり、次第にコーチという言葉が「馬車で大切な人や物を目的地へ運ぶ」という意味合いを持つほどになりました。
「大事なものを運ぶときに使ってほしい」という思いを込めて、ブランド名に選んだと言われています。
また、COACHのロゴにはブランドの由来となった馬車も描かれています。
ハンドバッグの革命
COACHは、1962年に創業者のカーン夫婦はミュージカル映画「王様と私」などの衣装に携わった当時の人気デザイナーのボニー・カシン氏をリードデザイナーとして迎えました。
カシン氏は女性のためのバッグという構想のもと、買い物袋からインスピレーションを受け、丈夫な持ち手と外側の小銭入れが特徴のハンドバッグ「カシン・キャリー」をデザインしました。
また、オープンカーの留め具からヒントを得た「ターンロック」と呼ばれる留め具や、犬の首輪と引綱を繋げるために使われていた金具「ドッグリーシュ」を女性向けバッグに採用するなど、斬新でユニークな発想が、COACHの繁栄をさらに前進させました。
1973年のグラブタンレザーの性質を存分に生かした「ダッフルサック」を発表し、発表後すぐに人気商品になりました。
当時の若者を中心にカジュアルファッションが流行しつつある時代に、若者向けの雑誌にCOACHのダッフルサックが掲載され、一気に注目を集めるようになりました。
デザイナー、ボニー・カシン氏の活躍によって順調に売上を伸ばしたCOACHは、アメリカ全土への販路拡大を計画します。
1979年には、ニューヨーク市庁から転職してきたビジネスマン、ルー・フランクフォート氏を、新規事業開発担当副社長として迎えました。
フランクフォート氏は販路の多角化を目指し、従来の販売ルートであるデパートや専門店に加え、カタログや直営店の展開などで知名度を上げる戦略を立てました。
1980年、カタログ作りに着手し、ブランド認知度を高めることに成功すると、翌1981年にはニューヨーク・マディソン64番街に初の直営店をオープンします。
行列ができるほどの人気で、COACHの名はアメリカ全土に広く知れ渡るようになりました。
1985年、創立者のカーン夫妻の引退により、COACHはヘインズなどを擁する世界的なアパレルメーカー、サラ・リーコーポレーションの傘下となりました。
COACHはこれを機に、バッグや財布などの皮革製品メーカーから、世界をターゲットとした総合ファッション企業へと急速に舵を切ることになりました。
バッグメーカーから製品の製造をドミニカ共和国や中国への外注生産に切り替えました。
外注生産することで、高品質で丈夫でありながら、価格の製品を提供する総合ファッション・ブランド企業へと転換しました。
COACHの社長にはフランクフォート氏が就任し、さらなる直営店展開をはじめとしたマルチチャンネル戦略を推進していきます。
そして1988年、日本に初出店をしました。
順調に歩を進めていたCOACHですが、1990年代半ばに停滞期に入りました。
1995年に会長兼CEOに就任したルー・フランクフォート氏が売上停滞期の原因を分析した結果、女性のライフスタイルの多様化によるものという結論にたどり着きました。
当時は女性の生き方の選択肢が増えたことから、モードでクラシカルなスタイルが定番とされてきましたが、徐々に軽みのある素材やラフに着られるカジュアルファッションが主流となりました。
フランクフォート氏は、コーチがこれまでのクラシックなバッグが、現代女性のファッションスタイルに合わなくなってきたことが停滞の原因と考えました。
COACHは停滞期を打ち破るために改革を打ちだします。
1996年、デザインのトップにあたるエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターに、「リード・クラッコフ氏」を迎えました。
現代的な感覚を求め、32歳の若きデザイナーをトップに抜擢したのです。
これまでの革を使ったクラシカルなデザインを刷新し、人気のナイロン素材を用いた軽量で現代的なデザイン「ネオ・コレクション」を発表しました。
ネオ・コレクションをきっかけにCOACHのデザインは「クラシカルなデザイン」から「ラフに使えるカジュアルライクなデザイン」へと転換しいきました。
そして2001年、クラッコフ氏は今やCOACHのアイコン的な存在ともいえるコレクションを誕生させました。
COACHのイニシャル「C」のロゴが連続するモノグラムデザインの「シグネチャー・コレクション」です。
キャンバス生地にデザインを織り込んだシグネチャー・コレクションは、アメリカだけでなく日本でもブームを起こしました。
このコレクションはCOACHが完全復活し、世界的なブランドの仲間入りをはたした立役者となったといえるかもしれません。
また、同年発表された小物専用の画期的なバッグ「リストレット」も多くの女性を魅了しました。
2013年、COACHは長年エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターを務めた、リード・クラッコフ氏の退任しました。
後任のスチュアート・ヴィヴァース氏は、ルイ・ヴィトンでアクセサリーを担当し、ロエベではクリエイティブ・ディレクターを務めたほどの人物です。
モードでモダンなアメリカン・スタイルを表現し、新たなブランドの魅力を発信しています。
COACHは2017年10月、ブランド名はそのままに社名を「Tapestry(タペストリー)」に変更しました。
常にさらなる進化を遂げようとする姿勢に注目が集まっています。
COACHと関わってきたセレブとコラボをご紹介します。
1991年 ジョディ・フォスター
大ヒット映画「羊たちの沈黙」でジョディ演じるクラリスが持つバッグとして使用されました。クラリスのように若い女性でも購入できる高級バッグ、という位置付けはコーチのブランド業界でのポジショニングを的確に表した場面でもありました。
ジェニファー・ロペス
歌手のジェニファーロペスがリリースした「オール・アイ・ハブ」のMVでコーチのシグネチャーシリーズのバッグが使用されました。
アン・ハサウェイ
「ブライダル・ウォーズ」という映画で、エマ演じるアン・ハサウェイのバッグとしてコーチのバッグが使用されました。
使用されたバッグは、創業65周年を記念して発表されたレガシー・コレクションの「Gigiレザートート」でした。
グウィネス・パルトロー
2011年、コーチは創業70周年の節目に「最も嫌われているセレブ」に選ばれたグウィネス・バルトローを広告塔に起用しました。
グウィネス・バルトローのキャリアと育児を両立させながら信念をもち生きる姿が、「強い現代の女性」の象徴となり起用したといわれています。
レディ・ガガの愛犬
2015年にはレディ・ガガの愛犬「Miss. Asia Kinney」が広告塔に起用される珍しいケースがありました。
セレーナ・ゴメス
2016年にアンバサダーとして起用され、2017年にコラボしたバッグコレクションを発表します。
翌年の2018年にはアパレルラインのコラボアイテムを発表しました。
日本アニメ「NARUTO」とコラボ
2019年10月頃、コーチのエグゼクティブ・アンバサダーであるマイケル・B・ジョーダンの大好きなアニメ「NARUTO」とコラボしたアイテムが発表されました。
アニメとブランドという異色のコラボは、ネット上でも大きな話題になりました。
日本ゲーム「パックマン」とコラボ
2016年に1980年代に登場した日本のゲーム「パックマン」とCOACHがコラボしました。
キャラクターロゴをあしらったキュートなデザインで、ポップな雰囲気が感じられるアイテムです。
ここまでCOACHの歴史についてご紹介させていただきましたが、私たちの身近には色々な革製品があります。
今後も革についての歴史などをご紹介したいと思っております。
お手入れをすれば長く使えますので、革製品での傷補修や染め直し(リカラー)、カラーチェンジなどがありましたらお気軽に革研究所堺店にお問合せください。
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