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革修理ブログ
2025/05/12
大塚家具 2人掛けソファ スレ傷補修・染め直し修理
こんにちは✨ソファ修理、イス修理の革研究所堺店、藤林です。
ご覧いただきありがとうございます (^_^)/
お昼間は暖かく、朝や夜は肌寒いですね。皆さん体調は崩されていませんか?「五月病」という名前がつくくらい、気象の変化で心や身体のバランスを崩しやすい時期。私は生活リズムを整えることを意識しています!朝起きる時間、食事をする時間、寝る時間をできるだけ整えたり、毎日、朝は少しでも身体を動かしたり。身体から元気をつくりましょう~!(^^)!
では!今日も丁寧に修理させていただきたいと思います(#^^#)
大塚家具 2人掛けソファ
国内最大級のインテリアショップで家具の販売と提案を専門としている大塚家具。
1969年に埼玉県春日部市に株式会社大塚家具センターを設立しました。家具のトータルコーディネートを提案するスタイルで業績を伸ばしました。2021年にヤマダホールディングスの完全子会社化となり、2022年に吸収合併してヤマダデンキのストアブランドへ。「大塚家具(IDC OTSUKA」のブランド名で家具・家電・インテリアとさらにサービスを拡大されています。
大塚家具の特徴
大塚家具の家具は、品質にこだわり、幅広い豊富な品揃えが特徴。経験豊富なバイヤーさんが、日本王内だけでなく世界各国から家具を厳選。内部構造、耐久性、触感など見た目だけでなくあらゆる角度から商品を見定めるため、安心のクオリティの家具ばかり。市場調査から決定された安心価格で、高品質、上質な心地よさを追及した長く愛用される家具が取り扱われています!
★大塚家具 2人掛けソファ 傷補修・染め直し修理★
目次
重厚感のあるつくりのソファです。全体的にへたっている印象です
座面には、細かい傷や、ひび割れがありますね
全体的に、シワに溝ができて、色身もあり、汚れが目立っています
よく座る部分はシワも深くなり、目立ってしまいます
スレ傷の補修と、色の染め直しが必要な状態です
傷の部分はこのまま使用していると、劣化して革がひび割れる日が来そうです。さらに劣化が進むと革が破れてくる可能性もあります。革が破れてしまってからでは、もう、補修ではなく、張替えとなってしまいます。傷が小さなうちにメンテナンスや修理を心がけていただくことで、またここから、長くお使いいただくことができます(#^^#)
大切なソファやイスほど、お早めにメンテナンスを心がけてくださいね♪
それでは、
大塚家具 2人掛けソファ スレ傷補修、染め直し修理をしていきます(^_^)/
どのように完成するのかAFTER画像も載せてますので、お楽しみに!(^^)!
●まずは、ソファ全体を布にレザークリーナーを付けてやさしく拭いて汚れを落とします。クリーニングではソファに付いた汚れを落とすことができますが、傷は直らないので、のちほど傷を補修します!
●ステッチ(縫い目)を傷つけないようにやさしく円を描くように(車にワックスを塗る時のイメージですね)、表面を磨いて、塗料がしっかり乗りやすいように下処理をしていきます。傷部分は革が毛羽立っているので毛羽立ちを整えます。
●アルコール系溶剤でクリーニングでは取りきれなかった油脂を丁寧に除去していきます。
●傷の種類や傷の程度によって数種類ある補修剤を使い分けて、ひび割れやスレ傷を補修していきます。補修剤の塗布・表面の磨きを繰り返して、ひび割れやスレ傷をなめらかに整えます。数回繰り返す地道な作業ですが、頑張ります(>_<)
●いよいよ染め直しです!
ソファのクリーム系のホワイトの色に合わせて、彩度、明るさなど、トーンを調色していきます。塗料を少しずつ混ぜながら、色の微調整~。慌てず焦らず丁寧に!いい感じのクリーム系のホワイトカラーができました(^_^)/ さらにツヤ感を調整し、スプレーガンでソファにムラなく均一に塗布していきます。
●オプション施工となりますが、トップコート加工(防汚加工)をソファに施します。トップコート加工(防汚加工)は、汚れを防止と耐摩耗性に優れているコーティングです。
●乾燥&仕上げ
しっかり乾燥したあと、最後の仕上げに、ソファ全体に保湿のオイルを塗って、完成です👏
さて、どんな風に生まれ変わったでしょうか~(*^▽^*)
全体的に色褪せていましたが、綺麗なクリーム系のホワイトに変身しました♪
傷がなくなり、綺麗になりましたーー!
肘置きの引っ掻かれたような傷も見事になくなり、綺麗になりました!(^^)!
補修した傷が綺麗になりました(^_^)/
いかがでしょうか~!!
スレ傷部分の補修&染め直し!大塚家具の2人掛けソファが綺麗に生まれ変わりしました~(*^-^*)
大塚家具 2人掛けソファ。これからも末永くお使いいただけると嬉しいです。
以上、
大塚家具 2人掛けソファ スレ傷補修、染め直し修理!
でした!(^^)!
ソファの補修、リペア、染め直し、カラーチェンジはぜひ!革研究所堺店にお任せください。
お気軽にお問合せくださいね~!!
リビング家具の代表的なものの一つでもあるソファ。
普段お家でのんびりとTVを見てみたり、お茶を飲みながら
ゆったりと読書をしてみたりとリビングでくつろぐアイテム
として欠かせないインテリアアイテムですが、
ソファはどの様にして生まれたのかご紹介したいと思います。
ソファは大まかには椅子に分類されています。
座面や背もたれにスプリングコイル・ウレタン(クッション材)・綿などを
入れて弾力を持たせ、布や革などを張った長椅子の事を指しています。
基本的なデザインはクッション性の高い長椅子形状になっています。
ソファの起源
皆さんはソファの起源がどこだと思われていますか?
ソファの起源は、中世のヨーロッパと思われている方が多いと思いますが、実はソファの起源は中東にルーツがありました。
私もソファの起源がヨーロッパと思っていたのでビックリです( ゚Д゚)
中東には広大な砂漠地帯が広がっていて、主な移動手段は
テレビでも見たことがある、皆さんご存じのラクダに乗っての移動でした。
ラクダで砂漠を移動する時に、身体の負担を軽減できるように使用した敷物「セッティ」がソファの起源といわれています。
ソファや椅子ではなく、クッションのようなものでした。
「セッティ」は、その後時代の流れとともにラクダに乗る時以外にも普段の人々の暮らしの中でも使われるようになりました。
現在のソファには様々な呼称があり、セッティは現在でも用いられております。
・カウチ(couch) フランス語で「横たわれる」を指しています。
カウチ:「足を伸ばして横たわることができるソファ」、「寝ころびができる長椅子」ことを指しています。
ソファとの違い:片側にヘッドレストがついている寝ころがれる。
・カナッペ(canape) フランス語で「背もたれ付きの長椅子、ソファ」を意味する言葉です。
フランスやイタリア製のアンティーク家具の事を「カナッペ」と呼ぶことがあります。
・セッティ(Settee) 英語で「小型のソファ」、「背もたれとひじ掛けのあるソファ」
・チェスターフィールド(chesterfield) 鋲打ちやボタン留めが特徴の、英国伝統のレザーソファの総称となります。
チェスターフィールド:背もたれとアームが同じ高さで、総革張りが一般的ですが、高級感と重厚感が特徴となっています。
ソファは、王族や貴族の中でも自らの権威や威厳を象徴するために、デザインや装飾を変えていきました。
1600年代初期のソファは四角く、椅子同様の贅沢な木枠に華やかな柄の革張りでした。
こうした贅沢な「ルイ13世様式」の家具は、より簡素な「ルイ14世様式」に置き換わっていきました。
その後の「ルイ15世様式」のソファは背もたれに背中の形に合わせたカーブがかかっています。
それまでのソファに比べると小さくて軽いものになりました。
「ルイ16世様式」の家具は、家具の形状より華やかな装飾で彩られたことの方が特徴です。
ソファとしてお馴染みの「肘掛けや背もたれのある長椅子」というデザインは、18世紀のフランスで確立されたといわれています。
宮廷の中で王室家や貴族などの上流階級の人たちが、ゆったりとくつろぎながら会話を楽しむために使われる長椅子として使われていました。
当時の王族や貴族の間では、コミュニケーションとその関係性が重要視されていたとされ、自分と相手との距離を縮めるためと長時間の座っていることも可能とした欠かせないアイテムとして使われていました。
フランス革命後のアンピール様式では、ローマ帝国や古代エジプトを思わせる異国的な装飾がさらに目立つようになります。
ルネサンス様式、バロック様式、ロココ様式、アンピール様式など、時代の変化とともにさまざまなスタイルのソファが生み出されてきました。
この時代の貴族社会では、使い勝手よりも見た目が重視されていました。
フランスは、1814年の王政復古後、数度の市民革命を繰り返しました。
市民の力が強まっていく中で、ソファはより簡素で、紫や緋色の渦巻き模様で飾られた木製のものが目立ち、より弾力性を増したソファになりました。
王族や貴族が使用していたものが一般市民に広く普及していく中で、過度な装飾が必要なくなり、あくまでも実生活で使いやすく、実用性を重視したシンプルなソファが作られるようになりました。
1920年代~30年代にかけてはアール・デコ様式がソファにも導入され、より四角い形状のソファも作られました。
アール・デコ様式が導入されている一方で、モダニズム様式も家具デザインに導入されました。
1930年代以降、ソファの形状や構造は多様性を増していきました。
ヨーロッパ以外にもトルコにはソファの一種とされる「divan(ディバン)」があります。
divan(ディバン)は、もともと背もたれやひじ掛けがないもので、少し高くなった床に置かれたマットレスです。部屋の壁際や隅などに置かれていました。
足掛けで有名な「Ottoman(オットマン)」はかの「オスマン帝国(トルコ)」に由来言葉です。
オットマンは、もともとオスマン帝国で使用されていた背もたれのない長椅子を指していました。それが、イギリスに伝わり現在の足置き台(フットスツール)のように小型化した形になったといわれています。
イスラム圏、キリスト教圏の文化が交わって育まれてきた家具がソファという事なのかもしれないですね。
日本では明治時代までソファの需要がありませんでした。
理由はお分かりの方も多いと思いますが、その理由をご紹介していきますね♪
日本の文化で特徴的な事は、「家で靴を脱ぐ」という文化や習慣だと思います。
そして、ソファの普及した地域、欧州などでは皆さんご存じの「室内でも靴を履きっぱなし」という家で靴を履いたまま過ごす文化や習慣でした。
様々な弊害がありながらも頑なに靴を脱がない諸外国の人々には、ソファは靴を履きながらもくつろげる限られたスペースだったのでは?と思います。
それに対して、日本人は玄関で靴を脱いで室内に入る習慣のため、「床全てがくつろげるスペース」でした。
そのため、ソファがあまり普及しなかったと考えられます。
第二次世界大戦後、日本でも人々の暮らしが豊かになり、暮らしが徐々に西洋化していき、「応接間」という空間が日本に広まっていきました。
玄関から入ってその脇に設けられる事の多い応接間は、大切なお客様をお通しする場として対面する様にソファが置かれました。
近年の家の間取りでは応接間を設ける事も少なくなり、リビングルームという自分達がくつろぐ場所にソファが用いられる様になりました。
ソファの形状やデザインなど求めるものも多様化してきていました。
様式に関してのご紹介
ルネサンス様式
14世紀から17世紀初頭にかけてイタリアを中心に
ヨーロッパで普及した建築や家具、装飾の様式です。
ルネサンス様式の特徴
・古代ローマの荘重な様式を理想とし、アーチやヴォールト構造、
柱頭形式、装飾モチーフなどを採用している
・建築各部の比例的調和、左右対称、均斉、形式の簡素・明瞭性を重んじている
・垂直線を強調したゴシック様式に対して、水平線を強調している
・大理石の床、円柱やアーチ、絵画や彫刻で飾った壁、
コーニスを施した外壁などが特徴的
・家具も彫刻や象嵌などで豪華に飾られている
バロック様式
16世紀後半から18世紀初頭にかけてヨーロッパで広まった芸術や
建築デザインの様式です。
バロック様式の特徴
・複雑で立体的な構成されており、曲線と曲面の使用をしている
・光の演出や奥行きの強調
・演劇的な性格が強く、室内空間の複雑な構成となっている
・彫刻や絵画を含めた様々な装飾によって空間が構成されている
ロココ様式
18世紀のフランスを中心に流行した装飾様式で、
バロック様式を発展させたものです。
「ルイ15世様式」とも呼ばれます。
ロココ様式の特徴
・貝殻模様やパルメット、アカンサスなどの植物の葉など、
曲線的なモチーフを多用されている
・白塗りの内装や家具に金細工をあしらうなど、女性的な室内装飾
・緻密な彫刻や優雅な曲線、贅沢な装飾、明るい色彩
・花や葉のモチーフ、シェルモチーフが頻繁に使われる
アンピール様式
19世紀初頭にフランスで流行した建築や家具、室内装飾、
工芸、服飾などの様式です。
英語では「エンパイア・スタイル」と呼ばれます。
アンピール様式の特徴
・古代ローマやエジプトなどの装飾モチーフを取り入れられている
・直線的で端正かつ力強い印象や、豪華で荘重な装飾が特徴的
・優雅で曲線的なデザインやコリント式の柱
アール・デコ様式
1910年代から1930年代にかけてヨーロッパやアメリカで流行した装飾様式です。
アール・デコ様式の特徴
・直線と立体の知的な構成や幾何学的模様の装飾
・原色の対比
・ジグザグ模様や流線形などのスピード感あふれる表現がされている。
モダニズム様式
19世紀以降の産業革命以降の社会に対応する近代的な建築様式を指しています。
モダニズム様式の特徴
・直線的なデザインや無機質な素材を使用する
・ゴシックやバロック様式の装飾を廃す
・鉄筋コンクリート造や鉄骨造などの構造を採用されている
ここまでソファの歴史についてご紹介させていただきました。
私たちの身近には色々な製品があります。
今後もブランドやソファなどについての歴史などをご紹介したいと思っております。
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